ヴァーツラフのブログ

改名しました(2020/09/05)

HoI4/Unter dem Doppeladler/1937年

1937年よ!

Prosit Neujahr!

(あけおめ!)

 

前回(36年):

http://eiger.hatenablog.com/entry/2018/07/07/175104

 

今私はウィーンからドナウ川を客船で川下り中よ。船はプレスブルク行き。

ゲシュプリッツァー(白ワインを炭酸水で1:1に割ったもの)を楽しみ、のんびり沿岸の風景を見ながら優雅な船旅なうよ。

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でも片手間にちゃんと仕事もするわよ…

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ちょうど元日に36年型軽戦車の研究が終わったので、即座に生産ラインを全面的に切り替えるわ。

 

次の研究は建築技術よ。NF「五カ年計画」の効果で所要時間-50%がかかってるから、美味しいわね。

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ここで解説しておくと…HoIの各技術には「史実年度」が定められていて、その年になるより前にフライングで研究するとペナルティとして研究に膨大な日数がかかるの。ただし4では陸海空軍のドクトリンに関してだけは史実年度が決まっていないわ。

よって、他の分野の研究を犠牲にすることで、やたらと強力な軍隊を吐き出すことが出来るのよ。

 

さて、プレスブルクに着いたわね!
この都市はドイツ語では「プレスブルク Preßburg」、ハンガリー王国の旧都としてマジャル語では「ポジョニ Pozsony」、スロヴァキア民族主義者からは古文書から取った「ブラチスラヴァ Bratislava」、チェコ人からは「プレシュプルクPrešpurk」など様々な名称があってややこしいわ!今ここは二重帝国でもハンガリー側に属するけど、私はドイツ系だからプレスブルクで通すわよ!

 

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プレスブルクといえば、この特徴的な形の「ひっくり返したテーブル」と言われる城が有名ね。
オーストリア継承戦争マリア・テレジアが騎乗したままハンガリー国会に突入して、名演説でハンガリー貴族の援兵を引き出したというエピソードはこの都市での事よ。
当時まだブダとペシュトはオスマン帝国領だったからね。

 

ウィーンの桟橋を昼過ぎに出て今はもう夜ね。
旧市街にでも繰り出して名物料理を楽しもうかしら。
(旧市街てくてく)

これが旧市街の出入り口、ミヒャエル(ミハイル)門ね。

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(画像が昼なのは気にしないでね!)


あ、良さげなレストラン見っけ!これは入るしかないわね!

…これがご当地名物料理「ハルシュキ」ね。

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ジャガイモのニョッキにカリカリのベーコンと山羊のチーズ「ブリンザ」がかかっているわ。

さてお味は…?(カチャカチャムグムグ)

うん、これは旨いわ!濃厚で癖はあるけど、嫌な臭みじゃないチーズね!

これは人によって好き嫌いが分かれそうな料理ね…。私は割と好きな方だけど。

 

合わせる酒は何が良いのかしら?

まあ、土地の食べ物には土地の酒が一番無難よね。
あっすみませーん。地ビールはありますか?ある。じゃそれでお願いします。

 

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ここらへんで作ってる、ズラティ(Zlatý)というビールだそうよ。どれ、お味は…

…アッサリ系の、私と同じピルスナースタイルね。

私に比べて味の自己主張は弱いけど、この方がハルシュキの濃いチーズ味を上手く受け流してくれて美味しく感じるわ。

土地の食べ物と酒の組み合わせは間違いはないという鉄則がまた実証されたわね。

 

ご馳走様でした。

 

ああ、名物のロフリーク(クルミかケシの実のペーストが入った、パンとパイの中間のようなもの)を買いたかったけど、もう夜だから店が開いてないわね…諦めてホテルに入りましょう…。

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ふう。じゃあ仕事に戻りましょうか。

1月20日、理論家ロタール・レンデュリックを雇ったわ。これで毎日陸軍経験値が微増し、かつ陸ドク研究速度にプラス補正が得られるわ。

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4月1日には空挺兵の研究を開始したわ。

後で使うのよ…。(ゲス顔)

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5月5日、かねてから計画のあった「ウィーン中央駅(Hauptbahnhof)が、ついに完成したわ。

史実より70〜80年早い開業となったわね。

お金が無かったからなかなか実現しなかっただけで、需要と構想は19世紀からあったのよ。

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これで「低地オーストリア」のインフラはLv.10に跳ね上がったわ。長距離列車はことごとく中央駅発着にして、輸送力を圧倒的向上よ!

さあ、時は満ちたわ。今こそ「低地オーストリア」に民需工場の建設命令をブチ込みなさい!爆速で建築していくわよ!

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5月に入り、産業系技術の研究期間短縮のためオーストロ・ダイムラー社を研究機関に招聘したわ。

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ダイムラーには史実だとドイツの技術者として有名なフェルディナント・ポルシェがいるわ。

彼の手腕を存分に振るってもらいましょうか。

 

あっ、これは…

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ヒンデンブルク号アメリア・イアハートも無事生還したわ。優しい世界のようね。

 

陸ドクはますます強化していくわ。

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7月中旬、ほぼ史実通りに日中戦争開戦。現バージョンだと日本の勝率が高いけど、さてどうなるかしら。

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海軍もドクトリン真っ白の状態で敵と戦わせるのは可哀想だから、今ちょっと余ってる研究枠で戦艦が強くなる海ドクを研究させるわ。

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8月末、閣僚に経済学者シュンペーターを招聘。

民需・精製所・インフラ建設速度+10%特性を持つ神閣僚よ。(特に今縛りでは輝く)

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9月になり、スペイン内戦が割と早く終結したわ。共和派の勝利ね。

現在のバージョンだと、共和派が勝ちやすいのよね。ICの高い首都マドリードと傍の航空基地が開戦時共和派に渡るから、制空権を取って共和派がマドリードを守り切り、そのままICの差で競り勝つのよ。

もちろんプレイヤーがドイツやイタリアで国粋派側に介入すれば話は別だけれど、今回は義勇軍の送れない中道プレイだから関係ないわ。

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数日後には待望のNFによる研究枠の増加。

次は陸ドク研究1つが50%の期間で済む「次の戦争への準備」(直球)を取るわよ。

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新しい研究枠には空軍ドクトリンを。

空ドクには「戦略的破壊」(戦略爆撃重点)、「戦場支援」(地上支援重点)、「作戦整合性」(戦闘機強化)の3系統あるけど、今回は最後の「作戦整合性」でいくわ。

HoI4の地上戦闘は、その空域の制空権を取れるか否かにかかっているわ。制空権が敵に奪われると敵に航空優勢補正が入るし、バカスカ空爆されるし、移動速度が低下したりと散々な羽目になるの。

今回帝国は決して恵まれない国力で三大陣営全てと戦わなければならない。国力は戦闘機を投入する数に直結するし、陸軍に主力を置かざるを得ない帝国が敵空軍と渡り合うには、1機あたりの質で勝負するしかないわ。そこでこの系統よ。

爆撃力は弱いけど、そもそも制空権が取れなければ爆撃もへったくれもないからね。

そこは割り切って構わないわ。

1機あたりの質は研究力を活かして早く新型を解禁する、空ドクで勝つなどして上げていくわよ。

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同じ頃、陸軍の第2軍(フレプス将軍)が24個師団揃ったので、これに練度を「訓練済み」から「一般」まで上げるために演習開始を命じたわ。

「一般」以上は実戦でしか練度を上げられないから、演習はそれまでの間ね。

そして新たにソンバトヘイ将軍麾下の第3軍の編成を開始したわ。

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第1・第2軍とフービキ装甲集団を戦争に備えてルーマニアとの国境に配備するわ。

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軍を選択した状態から「前線」を他国との国境線に引くと、割り当てられた師団が自動でそこに張り付くわ。
さらにそこから「攻撃線」を目標地点まで引くと、AIがそのための作戦計画を練ってくれるの。今の大規模作戦の陸ドクだと、この計画を練るのはゆっくりだけど、戦闘の際に発生する計画ボーナスはとても高くなるわ。だから早めに準備しておくの。
「攻撃線」を引くと、戦争状態になって越境が可能になり、プレイヤーが計画発動の合図を出す事で、各師団は目標地点までのプロヴィンスを全て埋めるように前進するわ。
歩兵軍には「攻撃線」が適しているけれど、戦車や自動車化など快速の部隊しかいない軍には、「先鋒」の方が向いているわ。
「先鋒」はDLCのTfVによる追加機能なんだけど、これだとただ脇目も振らずに目標地点までの突破しかしないわ。自軍が突破してきた後ろのプロヴィンスには防衛用の兵力を置かないの。だから他の軍がカバーに入らないとあっという間に孤立するので注意よ。

一見不便に見える「先鋒」だけど、速攻や包囲殲滅を狙う時にはとても重宝するの。

独ソ戦をプレイする時なんかに真価を発揮するんじゃないかしら。

そんなわけでフービキ装甲集団にはルーマニア中枢部に向かって「先鋒」で突進するように命じておいたわ。

 

12月には軍需生産の拡大により石油が赤字になったので、ベネズエラから輸入するわよ。石油と言えばベネズエラベネズエラと言えば石油よ。

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早いものでもう12月よ。政治力を使い、38年度の2つの歩兵装備の研究に備えて、シュタイヤー・マンリヒャー社を研究機関に迎えたわ。これで数の多い歩兵装備研究が全て10%加速するから、これはお得ね。

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やる事がないので海軍に司令官を任命。これが今の二重帝国の全海軍力よ。

全部1922年型のオンボロ艦隊だけど、無いよりはマシね。

水上艦隊と潜水艦隊というだけの雑な分類をしているわ。

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空軍も弄っておくわね。

完全に主の脳内設定なんだけど、主には空軍を戦闘機300+爆撃機100の400機のグループにして、1個「航空艦隊」または「航空軍」として一まとめにして運用するという趣味があるの。必要分の機体の生産がちょうど終わっていたから、今第1航空艦隊を配備したわ。

空軍は陸軍と違い訓練は要らなくて(なぜだ)、航空基地を選んで、在庫の予備機から機種・機数を選べば、必要な人的資源が勝手に引かれてマップ上に航空部隊として配置されるの。逆に言えば機体はあっても人的が切れていたら配備は不可能という点に注意ね。

1部隊100機編成が一番効率が良いけど(稀に発生する「エース」の発生率と「エース」が齎す効果の兼ね合い)、それより多くても少なくても構わないわ。

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はい、これで37年はおしまい。ICは81、陸軍は75師団ね。来年度も帝国をよろしくね!

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次回(38年):

http://eiger.hatenablog.com/entry/2018/07/09/063916