HoI4二重帝国AAR⑤1938年
「早速ですが訂正事項です」
「訂正だ」
「まず、MODの名前が『Austro-Hungarian Empire』に変更されました」
「名前が変わったためか、それとも既に同名のMODがあるからかは不明だが、中の人のHoI4のMOD一覧から一時的に名前が消えていた。もし同様のことが起こった人がいたら、慌てずにSteamで一旦サブスクライブし直してほしい」
「次に、前回37年にイタリアがダルマツィア沿岸を要求するイベントがありましたが、これは作者様のスピード対応によって現在はそのイベントが発生しないようになっているとのことです」
「投稿から2、3時間しか経ってないぞ…たまげたなぁ…」
「イタリアのNFとしてはそのままのようですね。まぁこのMODで二重帝国以外をプレイすることは考えられていませんので構わないと思います」
「それでは38年の本編だ」
「まず1月1日、艦船の研究機関スタビリメント・テクニコ・トリエスティーノ社を雇いました」
「かの弩級戦艦フィリブス・ウニティスを始めとする、二重帝国海軍の艦船の多くを建造した会社だ」
「そして2月9日、NF『研究枠の増加 II』を取得した。これからはバルカン諸国に宣戦布告出来るようにするルートを取っていく」
「ただし、最初に『防衛重視』だけは寄り道して取っておきます。軍需工場建設速度+20%が強いので」
「場合によっては陸上要塞や対空砲の恩恵を受けることも有るだろうね」
「さて、研究枠が5つになりましたが何を研究しましょう?」
「基地攻撃系の海軍ドクトリンを研究してくれ。史実年度を守りつつ使用する技術が他にないからね」
「既に艦船の研究もしていますが、陸軍国の我が国が研究5ラインのうち3ラインも海軍に割いてよろしいので?」
「後にも先にもこれっきりだろうから気にするな」
「しかもよりによって基地攻撃って。空母使う気なんですか」
「そこはまぁ、ロマンよ。二重帝国臣民たるものロマンを求めずどうするのか。将来的には帝国海軍やロイヤルネイビーと渡り合うぞ」
「アッハイ」
「海軍には唐突な優遇政策で日の目を見させることになったな」
「あの、今しがたこのシェーンブルン宮殿の前に爺さんが現れて、号泣しながら三跪九叩頭してるらしいんですけど…ヴィテーズ(勇爵)とか名乗っているらしいです」
「著しく美観を損ねるからつまみ出せ」
「4月28日、政治顧問にイムレーディ・ベーラを迎えた。史実でのハンガリー国立銀行総裁だな」
「民需工場建設速度+10%は強いですね。中の人は研究優先なので後回しにしましたが、工業最優先なら真っ先に欲しい人材でしょう」
「5月3日、軍需生産が拡大して資源の鋼鉄が不足し出したので、ドイツから輸入しました」
「なぜ仮想敵国のドイツから?」
「いずれは倒しますけど、連合と共産を相手にある程度は暴れて貰わないと困りますので。そのための投資ですね」
「なにしろウチの国、本来ならドイツの領土や勢力圏になる部分から出来ているからな。ドイツが弱体化した分を少しは補ってやる必要があるというわけだ」
「5日後、また研究ラインが空いたので戦場支援系の空軍ドクトリンの研究を始めました」
「制空戦や近接航空支援を得意とするドクトリンだ。CASを使うし、中の人のドクトリン的にも相性が良いので採用だ」
「8月21日、航空機の研究機関にマーヴァグ社を迎えました」
「ハンガリーの企業だな。航空機の研究が早くなる上に、戦闘機の性能が良くなる。制空権を確保しなくては始まらんからな、当然の判断だろう」
「9月7日、英仏が正式に同盟を結びました」
「38年9月7日ですから、史実ならミュンヘン会談を受けてのものでしょうが…」
「この世界のドイツは特に何もしてないんだよなぁ…」
「そのあたりまで考え出すとキリがありませんから、やめておきましょう」
「10月7日、山岳兵の軍が将軍の指揮できる上限の24個師団に達したので、2つ目の山岳軍として第4軍を立ち上げたぞ」
「これで初期からある陸軍司令官は使い切りましたね、後はモブを使いましょう」
「うーん、やはりもうちょっと司令官欲しいところだなぁ」
「それでは極東の日中戦争をチラ見して38年は終わりにしよう」(画像は撮り忘れました)
「日本の傀儡蒙古国が降伏した一方、南京が陥落しました。河北で引いた代わりに、手薄な南京に見事強襲上陸を決めたといったところでしょうか」
「この日帝有能では?」
「それでは今年はここまでと致します。いよいよ来年にはささやかながら戦争を予定しておりますので、どうぞお楽しみに」
「読者から戦争の指揮ぶりを見てみたいとの御言葉を頂いたゆえ、気合が入っているぞ」
「中の人は孫子信者なので、見せ場の無い戦いこそが理想と信じているのですが、AAR向きではありませんね」
「そこは見せ方を試されるのではないかな。それでは…Tschüss(バイバイ)!」