HoI4/Unter dem Doppeladler/1941年
1941年になったわね。今年は、昨年末に発生した独ソ戦の動向を見ていくわよ。
前回(40年):
http://eiger.hatenablog.com/entry/2018/07/11/235629
導入:
http://eiger.hatenablog.com/entry/2018/07/06/162934
帝国のインフラ整備はどんどん進み、「弾丸列車計画」も完了していて、帝都ウィーンから主要都市への電化鉄道網が構築されつつあるわ。
機関車はこれ。
ハンガリー産のV40形電気機関車よ。最高時速は100キロ。これと客車を真っ赤に塗装して、「Roter Pfeil」(赤い矢)と名付けて、ウィーンからブダペストと、プラーク(プラハ)と、ライバッハ(リュブリャナ)経由でアグラム(ザグレブ)を結んで超特急として運行させているわ。
機関車の高速化と、効率化のためブダペストでの発着駅を西駅から東駅に移したことで、ウィーン〜ブダペストをこれまでより30分短縮して3時間半で結ぶことに成功したわ!凄い!
また、ウィーンからクラカウ(クラクフ)までは遠距離なので、同じ機関車で寝台列車が運行されているわ。これは近々レンベルク(リヴィウ、リヴォフ)まで延伸が予定されているわよ。
今日はこれに乗ってプラークまで行ってみましょうか。早速ウィーン中央駅からRPに乗り込むわよ。
このプラハ行きRPは1時間に1本出るのだけど、ブリュン(ブルノ)経由とブドヴァイス(ブジェヨヴィツェ)経由との2系統が交互に出てるのよ。
経済的な理由から、より大規模な都市であるブリュンを通るべし!という派閥と、あくまでウィーン〜プラーク間を最短ルートで1分でも速く結ぶべきだ!という派閥とが譲らなくて、結局両者どちらも採用されたのよね〜。
ブダペスト行きの方も似たような揉め事があったらしいわ。
まあこのグダグダ感は帝国の平常運転だから、むしろ微笑ましいというものよ。
私が乗ってるこの列車は、後者のブドヴァイスを経由する方よ。
あ、電車が動き始めたわね。それじゃあ今年分も始めていくわよ。
1月1日、石油と金属の産出が増えるディシジョンを実行したわ。
2月6日、41年型軽戦車の研究が完了。生産ラインは全てこれに置き換えるわ。
流石に軽戦車はもう時代遅れ感が否めないわ。
今訓練中の師団を最後に軽装甲師団を増やすのは止めて、徐々に中戦車に移行していきましょう。
ついでに歩兵師団と…
軽装甲師団を拡充してベストな形にしておくわ。
NFは目先必要なものはあらかた取り終わったから、後はここらへんの産業/軍事系を取っていきましょうか。
3月6日、ルーマニア(の残りカス)がソ連からの圧力に堪えかねたか、枢軸に加盟。
独ソ戦はこんな感じね。
う〜ん、微妙!w
ドイツ軍はこんなボーナスも持ってるのに、何やってんのかしら…。
気になる人的資源はっと…
ドイツは無際限徴兵(10%)でも人的残りが300kしかないわね…。これじゃあプレイヤーならいざ知らず、AIがソ連を征服するのはちょっと無理ね…。
ドイツ戦にもイタリア戦にも補給で役立つ、チロル地方にもインフラを作るわ。もちろん工業化もするわよ。
4月、デ・アンゲリス元帥も最高司令部スタッフに迎えたわ。
5月に入っても独ソ戦は微妙ねー。全然突破出来てないじゃない。
損害を見ても、連合との戦争で発生した分も込みとはいえ、ドイツの被害が酷いわね。
5月15日、41年型中戦車ことŠkoda T 24の研究が完了したわ。
最初から陸軍経験値で改良したモデルを生産していきましょう。高い信頼性を維持しつつ、装甲と主砲をメインに改良したものとなっているわ。
41年6月現在の研究ラインはこんな感じよ。
「原子力研究」が終わって更なるボーナスを得ながら、産業>陸軍>空軍の優先順位で研究中よ。海軍に関しては完全に切り捨てているわ。
フービキ装甲集団を「第1装甲軍」に、マチェク将軍の訓練部隊を「第2装甲軍」に格上げしたわ。装甲部隊のますますの活躍に期待大ね。
さて、独ソ戦の様子は…あっ!
ドイツ軍がやっといい感じになってきたわね。
バルトの要衝リガを奪い、クールラントでソ連軍を包囲しているわ。
あ、車内販売の売り子さんが来たわね。しかも可愛い子じゃない。何か買おうかしら。
Fräulein!
(女性に対する注意喚起の「すみません」)
(商品がぎっしり入ったワゴンをじろじろ)
ブドヴァル冷えてる?
ある?そう、じゃあそれと…あ、すぐ飲むから栓は抜いてね。このパイは何味?チキンクリーム?美味しそうね。これも頂戴。いくら?
…はい。ありがとう、じゃあね。
(代金を手渡す)
さてさて。
ブドヴァイスを通るとくれば、このブドヴァルを飲まないわけにはいかないわ。
(ごくり)
ブドヴァルは私(ウルケル)よりスッキリアッサリ系で、旨味甘味苦味が黄金比で整った私と比べれば、苦味にステータスを振った味をしているわ。チェコ系ビールのNo.2で、私の可愛い妹分よ。私は軟水だけどブドヴァルは硬水だから、口当たりがかなり違うわね。
(むしゃむしゃ)
…もっとも、ブドヴァルのブドヴァイスはビール産地として私のお家ピルゼンより中世から私の誕生までは格上だったから…あんまり彼女は私に対してリスペクトとかはないわね。対抗心剥き出しで、顔を合わせれば突っかかってくるのよ。ま、それがまた可愛いんだけれどね。
(ぐびっぐびっ)
さーて、ドイツ軍はクールラント・ポケットの殲滅は出来たのかしら…
ん?
解囲されてんじゃないの…。
しかも彼ら、「全成人徴兵」(20%)までやっておきながら人的切れ起こしてるわね。
こりゃもうダメね。
電撃戦が聞いて呆れるわ。
これはぐでぐでグデーリアンね…間違いない…。
(みねっと様、村正様、うぉるかー様ありがとうございます)
7月24日、日本がフィリピンに宣戦布告。
南進を始めたわね。
8月17日、もうドイツをこれ以上見守っていても前進することはないと判断して、帝国はドイツに正当化を開始。
ドイツ軍にはもっとソ連領内に食い込んで、ソ連軍がドイツに入れないようにして欲しかったんだけど…仕方ないわね。これ以上待ってたらますます私たちの取り分が減ってしまうわ。
全軍、枢軸国を刺激しないための奥地配備をやめて国境に張り付きなさい!
攻撃線を引いたわ。
ドイツ方面は、南ドイツ攻略に第2軍(フレプス将軍)と1個航空艦隊、
首都ベルリン直撃に第1装甲軍(フービキ将軍)および義烈空挺隊と2個航空艦隊と輸送機隊、
東ドイツおよびポーランド方面には第3軍(ソンバトヘイ将軍)と1個航空艦隊が当たりなさい。
ソンバトヘイ将軍は、今帝国で唯一「歩兵の名手」特性(歩兵師団の攻撃+15%)を持つ将軍よ。可能な限りソ連にドイツ領土を奪われないよう速やかに戦線を押し上げなさい。まずはヴィスワ川の線を目指すのよ。
イタリア方面は第1軍(ベーメ将軍)と第4軍(レンデュリック将軍)と1個航空艦隊、アルバニア攻略に編成途上だけど第5軍(ヤーニ将軍)を当てるわ。アルバニアごときに18個師団も要らないと思うけど…でも今回のイタリアは神ってるから必要な気がするわ…。
最後にルーマニア(鉄衛団に変態)との国境に、こちらも編成途上の第2装甲軍(マチェク将軍)を置いて参戦の可能性に備えるわ。
もう1軍くらい揃えてから宣戦したかったけど、これまでのICや人的資源から、準備出来た軍はこれだけしかないわ。各軍の担当正面が広すぎるけど、敵はもっと不利よ。各司令官はなんとかやって頂戴。(HoI4特有の丸投げ)
ほら、最後の陸ドク「C3I」も完成よ。
おそらく現時点で帝国の陸軍は世界最強ね。
帝国から正当化を受けてドイツが慌てて師団をソ連との正面から引き抜いて国境に並べ始めたため、戦線が決壊し始めたわね。ソ連軍が津波のようにドイツへ押し寄せているわ。
各軍、準備は万端ね?それじゃあ…
帝国が責任持ってあの不埒者に引導を渡してやりましょう。9月16日、宣戦布告よ。
そして普墺戦争の雪辱も果たしましょう。…Vorwärts(前進)!
イタリアと日本(大東亜共栄圏陣営)が参戦してきたわね。
あっ。
守備隊がいたわ。ベルリン奇襲は失敗ね。
テストプレイだと上手くいったのだけれど…。
装甲軍で救出を試みるも、間に合わず義烈空挺隊は散華したわ。Amen.
空挺師団は拡張の上で再整備してあげるから許して頂戴ね。
2日後、アメリカが連合に加盟。
日本と戦争中だから、二重帝国&コミンテルンVS枢軸&大東亜共栄圏VS連合陣営
という構図になったわね。
徴兵法を「大規模徴兵」(5%)に変更するわ。
開戦から1週間でベルリン陥落!やったわ。
10月1日、ヴィシーフランス参戦。
この時主は「あー、鋼鉄の輸入先変えなきゃー」くらいにしか考えていなかったのだけど、これが後にとんでもない事態を招くのだわ。
さて、イタリア方面は…
良い包囲網出来てるじゃないの!速やかに殲滅しなさい!
なかなかドイツ軍をバルト海まで追い落とせず、ソ連に領土を奪われてるわね…。仕方ない、損害は覚悟するわ。「強攻」を使いなさい!
空軍も奪った基地に前進、ガンガン飛びなさい。手空きになった輸送機は装甲軍を空輸補給で援護しなさい。
この後無事にバルト海まで到達して30個師団を包囲殲滅したけど、操作に夢中だった主が撮り忘れたわ。本当ごめんなさいね。
10月11日、NFで期間が半減している新歩兵装備の研究を開始。
11月18日、なんかイタリア方面がスカスカになっていたので攻勢に出たわ。
第2軍が南ドイツを攻略して、旧独仏国境まで到達したわね。マジノ線がまだ残ってるから、迂回してラインラント方面に次の攻撃線を引くわよ。
さーて、新しいパルチザンをしばき隊が6つ完成ね!早速軍団に入れて…あげ……ん?何かこいつら師団数減ってない…?
確か前は37個師団とかいたわよね?
アッ…(心停止)
キャアアアアア!アアアアア!トルコ方面が!
そうかこいつら…中東を制覇したイタリア軍が、ヴィシーフランス領シリアから雪崩れ込んできたのね!
アルバニアを制圧したヤーニ将軍!手空きは貴方だけよ。第5軍であいつらを食い止めて!
イタリア本国はもう虫の息よ。少しの辛抱だわ!
11月26日、ローマをレンデュリック将軍の第4軍が占領したわ。
30日にはドイツに対して最終攻勢を開始。
経済法を戦争経済に…は戦争協力度があと2%だけ足りなくて変更出来なかったから、
大規模徴兵で訓練が長引いた分を相殺してくれる、フォン・ツヴァイエンシュタムを陸軍長官に迎えたわ。
12月13日、ドイツがソ連に対して降伏。
腹立つわねー…。
今年中には終わらなかったけど、イタリアも虫の息ね。
はい、この状態で年越しよ。
IC363、陸軍227個師団。
ドイツがとんでもない数の軍需を持っているからそれは美味しいのだけれど、それを生産に回したら膨大な資源が必要になって、凄まじい量の民需を輸入に奪われているわ。
おかげで建設が全然捗らなくて困ったものだわ。
あ、もう「皇帝フランツ・ヨーゼフ」駅に着いたわね。ここが実質プラーク(プラハ)中央駅よ。本当にウィーンから4時間で着いたわね…RPは凄いわねぇ。
喋り続けて喉が渇いたわ。駅構内の小さい店で早速一杯引っかけましょう。
地ビール「スタロプラメン」よ。ブドヴァルよりも更にアッサリとした、ゴクゴク飲めるビールよ。ちょっと苦味が気になる人がいるかもしれないわね。
ぷしっ、ぐびぐびぐび、ぷはっ。
それじゃ普通のレストランに行きましょうか。
…というわけで、旧市街の良さげなお店に入ったわ。
はい、私注文。ベーメンの飲食店の半分以上には私の看板がかかってるわよ。
来た来た!
これは「ミルコ」といって、泡だけを楽しむ飲み方よ。最初の一杯として飲むのが通なのよ。
ビール本体よりも苦味が弱いぶん甘さと旨味が引き立つわね。
おつまみはブランボラーク(ポテトパンケーキ)よ。
ビールおかわり!次は普通に「ハラディンカ」で頂戴。
今度のお供はメーレン(モラヴィア)名物のローストポークよ。
あ^〜最高ね。ベーメンの料理はビールと恐ろしいほど相性が良いのね…。
美味しすぎてビールが捗って仕方ないわ。1日2〜4リットルは普通に飲めちゃうわね。堕落していくのを感じるわ…。
それじゃあ今年はこのへんで。
じゃあねー。
次回(42年):