HoI4/Unter dem Doppeladler/1940年
1940年よ!今年もよろしくね!
前回(39年):
http://eiger.hatenablog.com/entry/2018/07/10/181904
導入:
http://eiger.hatenablog.com/entry/2018/07/06/162934
今私はブダペスト西駅からウィーン行きの汽車に乗り込んだところよ。
新築のウィーン中央駅まで特急で4時間くらいかかるわね。この間にお仕事片付けるわよ。
1等車のコンパートメント独り占め中だから、ベラベラ喋っても大丈夫だわ。
まず1月3日、ギリシャを併合。
奪った工場は装甲師団を作るために中戦車・自走砲・駆逐戦車に充てるわ。
7日、トルコ海軍との海戦にも勝利。
トルコとの国境に軍を大量に集め、空挺降下の準備をしておくわ。
ただし決行は政治力が150貯まって徴兵法を変えてからよ。しばらくは座り込み戦争になるわ。
制空権は問題なく取れているわ。
というかトルコが半端にザコ空軍を持ってるおかげで経験値が美味しいわね。
!
1月30日、フランスが死んだわ。
金属貿易が美味しいヴィシーフランスが成立しないんじゃないかと心配になったけど、
フランス内の連合軍残党が片付いたら無事成立したわ。
たまに「フランス=イギリス連合」になって徹底抗戦したりするのよね、フランス。
ヘス死亡。
3月6日、フィンランドがソ連の恫喝に屈してカレリア地方を割譲したわ。
中戦車・自走砲・駆逐戦車に加えて豊富な支援中隊を装備し、優先的に補給を受ける贅沢な装甲師団の編制を開始したわ。
戦闘幅が21になってるけど…まあ細かい事は良いでしょう。
さてやっと政治力が150貯まったわね。早速徴兵法を変更…あら…?
ファッ⁉︎
「敵師団の推定充足率が自軍と比較して50%以上」ないから、変更出来ない…?
そ、そんな…。
仕方なく代わりに航空機研究機関にマーヴァグ社を採用したわ。戦闘機が強くなるわよ。
怒りにまかせて作戦発動よ。
まずは前線で派手に攻撃をかけて敵の目を引きつけておいて、翌日に…
えいっ。(空挺降下)
作戦成功!ヨーロッパ側にトルコ軍を22個師団包囲したわ。
トルコは推定で最大でも40個師団しか持っていないから、これは致命傷でしょう。
後は義烈空挺隊を救出するために全力で攻勢をかけるわよ。
4月8日、イタリアがエジプトのカイロを落としたという報せが入ったわ。
えっ、スエズ運河落ちてるじゃない…イギリスはどうしたのよ…。
5月30日、NF「酒造業への投資」が終わったわ。
私を筆頭に、帝国の誇る美酒たちを世界中に売り込んでいくのよ!
…さて、トルコ軍の包囲殲滅は成功して、イスタンブールも落としたんだけど。
不愉快にもトルコがアジア側の狭隘部で粘って先に進めなくなってしまったわ。
義烈空挺隊を敵の背後に落として包囲して突破しようかとも考えたけど、航空優勢は取れているのだけど、空挺降下に必要な制空値には達していないわ。
最後の手段ね。制海権はあるから、強襲上陸でいくわ。上陸計画をイスタンブールからイズミルの隣に設定して、計画のために42日待って…よし、行きなさい!
上陸!速攻でイズミルの港および空港を奪いなさい!
よし、確保!すぐに後詰めを輸送よ!
イズミルに敵師団が引き抜かれて、元々問題だった狭隘部が手薄になったわね。こっちも突撃よ!
うん、これでもう大丈夫そうね。
強襲上陸では、敵守備隊のいる軍港を出来れば海兵、無ければ歩兵で直接殴りにいくか…
あるいは今回のように、戦車を軍港の隣の無人のプロヴィンスに揚陸し、補給切れで動けなくなる前に迅速に陸上から軍港守備隊に攻撃をかけるかの2択があるわ。
前者は確実だけど、不利な上陸戦闘を行う必要があるし、戦闘の間は輸送艦が海上に留まらなければならないから、優勢な敵海軍に捕まると厄介ね。上陸戦闘に勝っても、海戦に勝利するまでは上陸が出来ないというリスクがあるわ。
一方後者は迅速確実に無血で上陸出来るけど、上陸地点は軍港じゃないから、上陸部隊は補給切れの状態になるわ。動けなくなる前に軍港を奪えないと、補給も増援も送れなくて詰むわね。
なお前者の作戦なら必ず歩兵を、後者なら必ず戦車でやること。戦車は上陸戦闘のペナルティが強烈だし、歩兵だと攻撃先の戦闘に勝っても、その間に他のプロヴィンスから敵に攻撃されれば、その防御戦闘に勝つまでは移動が完了出来ないからよ。
…まあ、小難しいこと話したけど、一度か二度失敗してみれば身体で覚えられるでしょうね。
主は二重帝国以外だとドイツプレイが多いから、ブリテン島上陸によく後者の作戦を採用するわ。それで今回もこの作戦を取ったのだけれど、帝国の6つの軽装甲師団全てを残らず投入するのは少し勇気が必要だったわね。
7月18日、機械化歩兵の研究を開始。
今プレイでは機械化歩兵部隊は作らないつもりだけど、40年型機械化を研究すると自動車化歩兵に装甲ボーナスがつくから研究だけするわ。
同じ頃、40年型戦闘機の研究が完了。
ドイツで言うFw190 A型に相当するわ。
カンストしてる空軍経験値で強化マシマシよ。
信頼性が高くてエンジンの馬力がある機体は良い機体、との主のポリシーが反映された強化内容になっているわね。
7月30日、また政治力が貯まったので艦船の研究機関を登用。使い所あるかしらね…?
9月12日、やっとトルコが降伏したので全土併合したわ。
これで平時に戻るとともに、帝国はトルコのクロム資源と、ソ連の急所バクー油田への足がかりを手に入れたわ。
第4軍も定数に達したので、ヤーニ将軍率いる第5軍の編成を開始したわ。
そしてついに…
「弾丸列車計画」完成でハンガリーのインフラが爆上げよー!
「ライタ」とは、ウィーンの近くで二重帝国のオーストリア側とハンガリー側の境界線になっている川の名前よ。
ここを境にオーストリア側は「ツィスライタニエン」(ライタ川のこちら側)、ハンガリー側は「トランスライタニエン」(向こう側)と一般的に呼ばれているわ。もちろんこれはオーストリア視点からの話だから、ハンガリー視点では別の呼び方があるのだけど。
そしてハンガリー大平原に精製所を作る計画をいよいよ発動するわ!
36年に比べて、先進工業地帯と後進地帯の境界線が明らかに東進しているのが分かって貰えると思うわ。
領土を強請り取っておいてからこの仕打ちは、流石に畜生ムーヴ過ぎて私もドン引きよ。
1ヶ月でフィンランドは無事死亡。さらに領土割譲の上、ソ連の傀儡にされたわ。
赤いフィンランドにはこの曲をプレゼントよ。
この動きに対し、ドイツが義憤に駆られたか警戒心を抱いたか知らないけど、ソ連に宣戦布告。
今は真冬だから攻撃戦闘にきついペナルティがかかるんだけど、大丈夫なのかしら。
と思ったら共和スペインがコミンテルンに加盟。
数日後には参戦して、ドイツ占領下フランスに襲いかかったわ。
やだ、このイタリア出来る子…!
ベッサラビアだけになったルーマニアで、評判が良くない国王が退位したわ。
これは近いうちの枢軸への加盟、参戦は必至ね。ソ連に轢き潰されておしまいだと思うのだけれど…。
ん、今ライタ川を越えたのが見えたわ…もうしばらくでウィーンに着くわね。それまでに片付けるわよ。
外国情勢が慌ただしい中で、我が国ではドナウ川西岸地域で精製所が稼働を開始。人造石油と合成ゴムが産出され始めたわ。
また、有識者からの助言により、パルチザンをしばき隊の編制をこのように極限まで削減したわ。人的資源が浮くから、より前線に回せるわね。
これが年越し時の状況よ。
ICは212、陸軍は193個師団よ。
5カ国を食べたおかげでだいぶ成長したわね。
ああ、これがウィーン中央駅ね!広くてピカピカじゃない!明るく開放的なデザインで素敵だわ!
午前中にブダペストを発ってお昼がまだだから、お腹がペコペコね。すぐ路面電車に乗って、私の大好物を食べに行くわよ!
停留所からちょっと歩いて…ここは私の行きつけのレストランよ。遅めの時間だから空いてるわね。良かった良かった。
さあ、これがオーストリア名物「ターフェルシュピッツ」よ!
まずはこのスープを飲んでから、お肉を食べるの。
牛のお尻から太ももの肉を野菜と一緒に煮込んだもので、脂っこさやクセは全く無い、上品で優しい味わいよ。
これはあのフランツ・ヨーゼフ1世の大好物だったの。
お肉はリンゴとホースラディッシュ(西洋ワサビ)のソースをつけていただくわ。
このお店ではペースト状になった牛の骨髄を、黒パンを切ったのに塗ってコショウをかけて出してくれるわ。こっちも絶品ね!
ビールともワインとも合うのよ。
肉料理には赤ワインというのが定番だけど、タンニンでこの料理の肉の滋味を損なわないように、敢えて白でも良いかも知れないわね。
うんうん、今日のも最高ね…。
店員さん呼んでお会計して、っと。
今日も美味しかったわ、ありがとー。
それじゃあ今年分はここまで!
来年はドイツ戦に備えて富国強兵に努めて、もし必要があれば来年中に宣戦するかも知れないわね。
お楽しみに!
次回:
http://eiger.hatenablog.com/entry/2018/07/13/155155