ヴァーツラフのブログ

改名しました(2020/09/05)

HoI4二重帝国AAR⑥1939年

「あけましておめでとうございます」

「今年は二重帝国飛躍の年になるだろう、乞うご期待だ」

 

「まず新年早々、政治顧問にサーラシ・フェレンツを登用しました」

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「周辺への拡張が間近に迫ってきたのでな。占領地で工場やインフラを破壊するパルチザンへの対策としての『恐怖公』だ」

「史実ではハンガリー矢十字党の指導者で、WW2でハンガリーをドイツと共に徹底抗戦させた人物ですね」

「これで研究機関も政治顧問も全て席が埋まったから、今後は政治力が貯まったら参謀や総司令部スタッフを雇用していく。ともあれ、セルビアは滅ぼされるべきである」

 

「…2月14日、しばらく見ないうちに航空機が貯まっていましたので、ブダペスト郊外に第2航空艦隊と、プラハ郊外に第3航空艦隊を配置しました」

「これで我が空軍は戦闘機900にCAS300を保有することになった。ほとんど2倍の差があるドイツなど列強国を相手にするのは無理だが、中小国が相手なら圧倒できる軍備と言えるだろう。ともあれ、セルビアは滅ぼされるべきである」

「…引き続き空軍は拡張し続けて参ります」

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「3月1日、 資源のタングステンが不足したのでポルトガルから輸入します」

ポルトガルは大量に産出してくれる上に無害なので、石油のベネズエラと並び理想的な取り引き相手だな。ともあれ、セルビアは滅ぼされるべきである」

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「…翌日、貯まった陸軍経験値で師団編制を改良。支援大隊に砲兵、偵察兵、野戦病院を付け加えておきました。」

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「とは言っても、まだ全軍に充足出来る程の新装備の備蓄はないから、しばらくは書類上でしかないがな。ともあれ、セルビアは滅ぼされるべきである」

 

「…4月8日、陸軍長官にオットー・マイクスナー・フォン・ツヴァイエンシュタムを任命しました」

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 「彼の持つ訓練時間-10%が、部隊の拡張により練度が低下した既存の師団の演習に使えるためだ。ともあれ、セルビアは滅ぼされるべきである」

 

「…6月14日、イタリアがドイツと同盟を結び枢軸陣営に入りました」

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「8月2日、司令部スタッフにフランツ・ベーメを指名。歩兵師団が強化されるぞ。ともあれ、セルビアは滅ぼされるべきである」

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「…8月24日、ドイツがポーランドに宣戦布告!WW2が始まりました!戦争です!」

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「ついに始まったか!全軍へ非常事態と戦闘配置を宣言、既定の計画に従って直ちに配置につけ」

 「第1歩兵軍(歩兵33)、第3装甲軍(軽戦車3騎兵2)、第1、第2航空艦隊はルーマニア方面へ移動」

「第2山岳軍(山岳24)、第3航空艦隊はユーゴスラヴィア方面へ移動」 

アドリア海艦隊はアドリア海およびイオニア海にて海上戦闘哨戒にあたれ」

「第4山岳軍(山岳3)は予備、オーストリアにて待機せよ」

「ともあれ、セルビアは滅ぼされるべきである」

 

「…それでは、全軍の移動中のこの時間を使い、WW2史実開戦の時点での我が国の3年半での国力の成長について報告させて頂きます」

民需工場が23→45、軍需工場が20→36、造船所は5のままでICは48→86です」

「陸軍は27個師団から65個師団に拡張、海軍はデフォルトの戦艦2駆逐3に軽巡2駆逐5を追加、空軍は戦闘機42機のみから戦闘機900機、CAS300機まで拡張いたしました」

「中堅国としては及第点レベルまで育ってきたのではないかと思います」

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「ともあれ、セルビアは滅ぼされるべきである」

「さっきからずっと五月蝿いんですよ!大カトーか何かですかもう!」

「恐れ多くも皇位継承者殿下ご夫妻を弑し奉り、自らの薄汚く矮小な領土欲をもって、帝国滅亡の引き金を引き、世界の無辜の人民を戦火の辛苦に塗れさせたセルビアを許してよいのか!滅ぼされるべきである!」

「気持ちは分からんでもないですけど」

ドナウ川以南のセルビアとツルナゴーラ(モンテネグロ)だけのユーゴなんざ実質セルビアだろ!セルビアは滅ぼされるべきである!」

「落ち着いてくださいってば」

「枢軸と連合が戦争を始めた今以外に好機は無い!我らの領土を狙う薄汚い賊どもを誅滅しバルカンに我らの威光を知らしめるのだ!(ポチッ)」

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「9月4日、二重帝国がユーゴスラヴィアルーマニアギリシャブルガリア四国へ同時に宣戦布告…」

「外部からの介入が無い今こそ好機!蹂躙せよ!」

「まだ新装備充足してないんですけどぉ…」

「あんな雑魚どもには不要だ!進撃開始!」

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ユーゴスラヴィアおよびルーマニアとの国境線で一斉に戦闘が始まりました。緑は優勢な戦闘、黄は互角、赤は劣勢です。ルーマニア方面は黄と赤が混じっているようですが…」

ルーマニア方面では彼我の師団数はほぼ互角だし、我が軍も航空優勢はあるが陸軍の質では大した有利はないからな。陸ドクはまだ3つ目だし、新装備も充足してないし」

「だが、本命は3:1近い戦力差があるユーゴスラヴィアだ。そちらはすぐにケリがつくだろう」

 

「9月8日、ユーゴスラヴィアが4日で降伏しました」

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「やったぜ(ガッツポ)」

「ま、首都のベオグラードが国境に剥き出しですから仕方ないですよね」

セルビア人を残らず強制移住させハンガリー風にナーンドルフェヘールヴァールと改名しておくように」

「しませんから」

ユーゴスラヴィアに当たっていた第2山岳軍へ、新しく出来たブルガリアとの国境線に移動するよう命令しろ、予備の第4山岳軍はギリシャとの国境線に移動するように。空軍もセルビアの基地に移動しエアカバーを継続しろ」

 

「翻ってルーマニア方面ですが、一番抵抗の激しいバルカン北部空域でも味方の戦闘機300に対し敵は43機と圧倒的な優位を誇っております」 

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「その空域で我がk.u.k.Luftwaffeに記念すべき初のエースパイロットが誕生しました」

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「海軍も負けておらんようだな。艦隊はアドリア海ギリシャ海軍と戦闘に入り、被害なしで駆逐艦5隻の撃沈を確認しているぞ。戦艦様々だ」

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「9月12日、ルーマニア南部で戦線の突破に成功しました」

 「ここが勝機だ、その部分の操作を手動に切り替え!周囲の部隊をその穴に投入して奥へ浸透、包囲を狙え!」

 

「さて、ドイツがポーランドを征服し、独ソ間のM=R協定に基づき、ソ連が帝国領ガリツィア=ロドメリアを除く東部ポーランドを占領しました。WW1以前の状態に戻りましたね」

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ポーランド分割(124年ぶり5回目)」

「ドイツは翌日にベネルクス三国に宣戦布告。返す刀で西方へも進撃を始めました」

 

「急報!急報です!」

「どうした騒々しい。美味しくアインシュペナーを飲んでるのに」

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ギリシャ軍の強襲上陸を受け、トリエステ一帯を占領されました!」

「`;:゙;`;・(゚ε゚ )ブーッ!!」

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「ばばばば、馬鹿な!HoI4はHoI2と違って沿岸プロヴィンスが空いていても、そこの海域の制海権が無ければ上陸出来ないはずだろ!!アドリア海の海戦で圧勝しているとさっき言っていたではないか!」

「クリームが服についたじゃないですか…艦隊は勢いに乗ってそのままイオニア海まで前進、結果アドリア海が空いて上陸されたようです…」

「海軍は恥を知れ恥を!」

「艦隊が1個しかないのに2つの海域を押さえるよう命令したお前のせいだぞ」

「うるせぇ(腹パン)」

「オフッ!」

「直ちに前線に送り出した第4山岳軍を呼び戻し、新編の4個師団を加えて当たらせろ!奴らを海に叩き落とせ!」

「なんともザンネンな戦争になりましたね」

 

「とんだハプニングがありましたが、ルーマニア方面は突破以降順調です。10月で2回の包囲を極めて戦車や自動車化を含む8個師団を殲滅し、首都ブカレストを占領しました」

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「そのままルーマニアは降伏しました。10月30日です」

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「よーし、ルーマニアを攻めた軍をブルガリアに向かわせるように」

「また、造船所を接収しましたので、いよいよ空母の建艦を開始しました。完成が待ち遠しいですね」

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「今回の戦訓を受けて、次なるドイツやソ連との戦争に備えて陸軍ドクトリンの刷新を進めていこう。NF『次の戦争への準備』から陸ドク研究日数が半減するルートを取っていくぞ」

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ルーマニア降伏から3日後、特に見せ場もなくブルガリアが降伏したぞ」

「歯応えがない奴らですな。バルカンのプロイセンとは何だったのか」

ユーゴスラヴィアルーマニアはまだしも、WW1で共闘したブルガリアはちょっと可哀想な気がしないでもないのだが」

「知ったことではないでしょう。どうせ後々枢軸に入るんだから先に潰しておかないと…それに私はプロイセンと言えば強国というより、軍事費が国家予算の80%というガンギマリ国家という認識です」

 

 「11月25日、ギリシャをついに降伏させた。ギリシャは歯応えがあったな」

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「数字の上でも、今回戦った四国のうち、ギリシャだけはキルレシオが2:1に届きませんでした。やはりもっと装備や陸ドクを充実させておくべきだったかも知れませんね…」

 

「11月29日、ドイツがパリを占領してフランスが降伏しました」

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「このドイツなかなか有能だな。手強い敵になりそうだ」

「なんだかんだドイツからの鋼鉄の輸入が100超えてますよ、ぼちぼち他国から買い付けるべきじゃないですかね?」

「うーん、匙加減が難しいのよな。実際にバルバロッサしてもらうまでは何とも…」

「まぁそれはさておき、バルカン戦役は無事に終了しましたので全軍に戦闘行動の停止と、新国境への配置換えを命令しておきました」

「陸軍は第1歩兵軍(35個師団)をソ連国境に貼りつけ、第2山岳軍(24個師団)には占領地の警備を命令し、第3装甲軍(6個師団)は即応の予備部隊としてブダペストに待機、第4山岳軍(5個師団)はイタリアとの国境に配置した。なお、ドイツとの国境には一兵もいない」

ソ連から先に宣戦される事態はありますが、ドイツからは無いためです」

「海軍はアドリア海艦隊改め水上艦隊は今まで通りプーラ(ゲーム的にはイストリア)に、新造の潜水艦隊をザラに配置した」

「空軍は各航空艦隊をソ連国境近くに配備しました。第1はルヴフ、第2はベッサラビア、第3はスタニスワヴフといった具合です。また、まもなく第4航空艦隊が編成される予定ですので、それはウィーンに置いておきます。万一ソ連と開戦した時に前線の航空戦力が根こそぎ溶かされたりしたら困りますからね」

「それでは今年はここまでだ。来年はソ連からの宣戦の可能性に備えながら過ごしていくことになるだろう」

バルカン半島を制圧した帝国の勇姿を見ながらお別れといたしましょう」

「「ではまた来年!」」

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