HoI4/Unter dem Doppeladler/1942年
Herzlich willkommen!1942年になったわよ。
去年はソ連と戦っているドイツを横からブン殴って滅茶苦茶にしてやったわね。
前回(41年):
http://eiger.hatenablog.com/entry/2018/07/13/155155
導入:
http://eiger.hatenablog.com/entry/2018/07/06/162934
…実はね、こういうのって記事の最後で触れるべきだと思うのだけど…
支援絵を頂いたわー!
ピルゼンの私の家の門の前で、何事か考えながら凛とした表情で何かをじっと見つめているわね。
なんていうかデフォルメされてない私って…「美しい」わね!!
主の頼みで私を描いてくれた しょうごはん (@fritz_weltgesch)さんが贈ってくれたわ。
本当にありがとーー!!
ここはカレル橋。
この街を貫くモルダウ川に架かる、砂岩で出来た橋よ。チェコ語ではヴルタヴァ川と言うわね。
地元の楽団かしら?この川をテーマにした、チェコ人に大人気の曲を演奏しているわね。
今日はこれから貴方をピルゼン(プルゼニ)の私の家(うち)にご案内するわね。
それじゃあ鉄道駅に向かいましょうか。
(てくてく)
ここは旧市街広場。左の高いのは天文時計の塔よ。15世紀から変わらず時を刻み続けているわ。
広場からは馬車に乗りましょう。
(がらがらがらがら…)
皇帝 フランツ・ヨーゼフ駅に着いたわね。
はい運賃。ありがとね。よいしょっと。
ここからピルゼンまでは特急列車で2時間近く。
もうじき列車の時間だからホームに真っ直ぐ行きましょう。切符は昨日買っておいたけど、車内で検札の時に買っても大丈夫なのよ。
…うん、この客車の…
このコンパートメントね。
(ぎしっ)
それじゃあ例によって今年の分も移動しながら進めていくわね。
新年早々、枢軸の盟主になったイタリアからルーマニア鉄衛団に参戦要求のキラーパスが投げられたわ。軍置いといて良かったわね。
このために待機してた第2装甲軍、秒で始末しときなさい。
1月7日、イタリア降伏。これに伴い…
「枢軸陣営」が降伏。講和会議が始まったわ。
楽しい分割のお時間よ。
あっ、美味しいラインラントの州がソ連に傀儡化された赤いドイツに取られちゃったわね。悔しい…。
これが講和条約の内容よ。
議決した内容は以下の通りよ。
○二重帝国
・ドイツ南部を獲得
・イタリア本土(シチリアとサルデーニャを含む)およびアルバニアを獲得
・イタリアがフランスから奪ったアルプス、サヴォイ州などを獲得
○ソ連
・イタリアの海外領土を獲得→ソビエト領北アフリカ、エチオピア人民共和国、ギリシャ暫定民主政府(@ロードス島)、アルバニア(実体なし)を傀儡化
・ドイツの大半の領土を獲得→ドイツ社会主義共和国(以後「赤ドイツ」と呼称)、リトアニア(メーメルのみ)、ルクセンブルクを傀儡化
・ヴィシーフランス領プロヴァンスを獲得
・ドイツが占領したポーランド西部の州を獲得
○自由フランス
・ほとんどのヴィシーフランス領を回復
…ん?ちょっと待って。
そういえばルクセンブルクは連合から見捨てられていたのだったわ。
(※39年末ドイツはルクセンブルク→オランダ→ベルギーの順番でベネルクスに宣戦。ルクセンブルクは瞬殺され、連合が介入したのはオランダから)
「中欧帝国」化するために、連合と戦う必要が無くなったわ。
共産陣営とだけ戦えば良いのよ。
戦略が根本から変わったけど、これはずいぶん楽になったのだわ。
こうなったらむしろ出来るだけ早く共産と戦争になった方が有利よ。
理由は
・二重帝国とソ連では、ICは互角だが、資源と人的資源ではソ連の方が上であり、軍拡競争では勝ち目が無い
・赤ドイツには未だ100以上のICがあり、再軍備すれば脅威
・共和スペインも80~90のICがある
・共産陣営は極東で日本軍と戦争中(二重帝国も日本と戦争中だが実害が無い)
・ソ連の方が対独戦での消耗は大きい
以上よ。ちなみに極東の戦況はこんな感じ。
これらを踏まえると、可及的速やかに共産との戦争になるのが望ましいわね。
まず翌日、なぜか降伏に巻き込まれていなかったルーマニアと講和会議。
以前とは逆に、ソ連に正当化をかけられるのを狙い、敢えてベッサラビアを頂くわ。
全軍、対共産戦に向け大至急配置転換よ!作戦計画を練りなさい!
対ソ戦に備えて急ピッチで前線に航空基地を建てるわよ。
枢軸戦で得た経験値で41年型中戦車をさらに改良するわ。
2月に入り、英仏から不可侵の申し出があったので即受諾。これは最高だわ。
新たにラクサ将軍の指揮下に第6軍を編成するわ。
ちょうどいいから、彼らにはソ連領プロヴァンスの占領を任せるわ。
次の対共産戦ではスペインを降伏させるために海戦が必要になるから、海軍のNFを取っていくわよ。研究も徐々に海軍メインに移行するわ。
3月になり、もうじき冬ペナルティも無くなるので、ルクセンブルクと赤ドイツに正当化を開始したわ。
ローザ・ルクセンブルクって…人名じゃないの。それともドイツ語のローザ(ピンク色)にかけたダジャレかしら?
数日後、なんとアメリカからレンドリースの申し出。
よっ、「民主主義の武器庫」!
必ずソ連ぶっ倒して見せるから、応援しててよね!
3月23日、日本傀儡の蒙古国がソ連に降伏。
筆髭から潤んだ瞳で「やめようよ…」と哀願されたけど、一蹴するに決まってるのだわ。
はい、じゃあ正当化終わったから
とっとと地獄に落ちなさい。アカども。
赤ドイツ攻略の担当はレンデュリック将軍の第4軍よ。
敵師団のいないプロヴィンスが多いから、AIの戦闘方針を「積極的」にして、ガンガン塗り絵していくわよ。
で、他の軍の様子なんだけど…
なんで無人なの?
空城の計か何かかしら?
赤ドイツにもソ連軍が送られるだろうから、それを包囲殲滅してやろうとか考えて配置を練ったのに…。
こっちの宣戦が早すぎて極東からの再配置が終わってないのかしら?
さて、こっちからの正当化が終わる前に軍備なしで自分から参戦してきたルクセンブルクは瞬殺したわ。
第2装甲軍はトルコ南部に向かい、ギリシャ残党どもを平定してくるように。
ワルシャワにも誰もいないわね…。
NFの効果で研究期間が半減してる43年型中戦車を研究するわよ。これがきっと対ソ戦決戦兵器になるわね。
はい包囲。
プロヴァンスの制圧も順調ね。
この後キエフも無血で占領したわ。
5月2日、満州国が降伏。
極東はソ連が優勢みたいね。
赤ドイツ軍を海まで追い詰めたわ。
よい
しょっと。
後は残敵を掃討すれば…
(中欧帝国化)成し遂げたわ。
これでドイツ領が中核州になってパルチザンは湧かなくなるし、人的資源は増えるし、万々歳ね。
適当に空軍をぶんぶん飛ばしてたら、突然ウクライナから急報が入ったわ。
なんなのこの敵機の数⁉︎
さ、3000機…?
ソ連は他の前線空域は守ってないのに、ウクライナにだけそんなに集めてるの?
ウクライナだけは渡さないという意思表示かしら…。
取り敢えず周囲の航空艦隊を向かわせるけど、3個艦隊1200戦闘機が集められる限界ね。
…あら、意外と質で数的劣勢をカバーして互角の撃墜・被撃墜数に持ち込めてるじゃないの。共通空軍戦闘機隊は世界最強ね。
それならここはいっちょ消耗戦よ。ドイツを完全に食べた分ICではこっちが上回ってるんだから、投入出来る最新鋭戦闘機の数は上よ! ウクライナ航空戦でソ連の工業力と空軍をすり潰してやるわ! ここで粘り勝てばソ連の空は帝国のものになるわ!
赤ドイツ攻略を終えた軍をソ連との前線に並べていたら、ようやくまともな数のソ連軍がぞろぞろと集まってきたわね。
大攻勢に備えてデ・アンゲリス元帥に特性「迅速な立案者」を付与したわ。
これで戦闘計画の立案が速くなり、素早く強力な計画ボーナスが乗った攻撃が繰り出せるようになるわよ。
6月15日、全軍で大攻勢を開始。…けど、航空劣勢なウクライナにいる第2軍はやはり強烈なペナルティを受けて芳しくないのが一目で分かるわね。
6月24日、ようやく経済法を理想形の「戦争経済」に変更。
建築に割り当てられる民需の数が爆増したけど、占領地のインフラ補修に食い潰されてるわね。
手動で優先順位切り替えて、ハンガリーに精製所を建てましょう。
ウクライナ方面がピンチよ。
無人だったうちにドニエプル川の湾曲した線まで前進していたのだけど、敵の逆撃を受けて、川を渡られてしまったわ。
この突出した地形が防衛上よろしくないわ。
第2軍、本格的に崩される前にこちらから秩序を保って後退よ。
「前線」の代わりに真っ直ぐな「防衛線」を敷いて確実に敵を止めなさい。
どうせ敵の土地だから、しばらく失うくらいなんてことはないわ。
戦力を失う方がよっぽど惜しいわよ。航空優勢も取れてない土地で無理はさせないわ。
死守命令の乱発なんて下策中の下策よ。
7月に入ってウクライナ空域の敵機は4000を超えたわ。
けど、こちらの損害は全て補充出来ている。消耗戦を続けましょう。
6月29日、スターリングラードを占領。ソ連は絶対に防衛の優先順位間違えてないかしら?この空域に敵機全くいないわよ。
【定期】クールラント包囲
この後無事殲滅、リガを占領したわ。
まだ42年7月上旬だけど、いよいよ決戦兵器の43年型中戦車の強化版が生産ラインに乗るわ。
問題の第2軍は整然と後退に成功したわ。包囲された師団も無いし、下がった後のラインはちゃんと保持出来てる。問題ないわ。流石歴戦のフレプス将軍ね。
んー、攻勢が長引いて「衝力」が落ちてきたわね。目先の要所も取ったし、ソ連軍も本気で抵抗してきたし、ここらで一度仕切り直しましょう。攻勢中止、現在の線を維持して!
今はまだ7月よ、冬までにもう一度仕掛けるから、将兵は私を飲んで英気を養っておきなさい。
ウクライナ航空決戦を勝ち抜くために、最新鋭戦闘機に76もの軍需工場を割り当ててるわ。作業効率がまだ不完全だけど、それでも損害を上回る生産が出来ている。
この戦い勝てるわよ!
攻勢に出てない内に、軽装甲師団を全て装甲師団にグレードアップしておくわ。
この時のために装備備蓄量はバッチリ管理しておいたわよ。
これに伴って必要が無くなったので軽戦車の生産は取りやめ。15の工場は適宜他の生産に分散して割り当てるわ。
ついにICが600の大台を突破したわ。ソ連が300~350だから、これなら勝てるでしょう。
ウクライナの航空戦は相変わらず激しいわね。でも敵機がだんだん減ってきたわよ。
やったわ! ついに航空優勢を握ったわ! 空軍は本当に良くやったわ!
一方その頃、トルコに向かわせた第2装甲軍が共和スペインのとんでもない化物将軍と遭遇したわよ。
これは内戦以来の英雄ね…。間違いない…。
なおこの後第2装甲軍はわざと後退、敵が島からトルコに渡ってきたところを潰して無事地中海側の安全を確保したわ。
彼らは大急ぎでクリミア半島に向かい、ほとんど無抵抗で占領することに成功したわ。
9月に入り、ウクライナの敵機はまた増えたものの航空優勢は維持出来ているわ。
ちょっと気になって敵味方の機体の詳細を見てみたら、面白いことが分かったわよ。
我が軍は最新鋭の2回強化した40年型戦闘機でほぼ全部統一、残りも1回強化の同型戦闘機で揃えているんだけど。
敵機は型落ちの戦闘機はおろか爆撃機まで制空任務に当たらせていたわ。
しかもソ連製だけじゃなくて、ドイツ製とスペイン製が大量に混じってて、まるで見本市ね。
NFの効果を使って海軍をガンガン研究していくわよ。
装甲師団がもっと欲しいわ。徴兵ラインを増やしなさい。
9月20日の払暁を期して、帝国軍はソ連に対し第2次攻勢作戦を開始したわ。
目標は「モスクワの玄関」スモレンスクの奪取と、クリミアの第2装甲軍を近隣の第2軍や第5軍と接続させることね。
配置は北のバルト方面に第4軍、南隣の白ロシアには第1装甲軍、キエフ近郊に第3軍、南ウクライナに第2軍、クリミアに第2装甲軍、ロストフ・ナ・ドヌ―近郊に第5軍、スターリングラードからアストラハンにかけて第1軍よ。
丹精込めて育ててきた軍だもの、どんどん愛着が湧いてきて、配置されてるのを眺めてるだけでうっとりしてくるわね。
第2軍のフレプス将軍がいきなり負傷してしまったけど、
彼の勇敢な指揮のおかげで作戦は順調よ。
敵19個師団を包囲殲滅、第2装甲軍との接続にも成功したわ。
第5軍とも接続完了、逃げ遅れた敵7個師団も美味しく頂いたわ。先だって第2軍が放棄した土地はほとんど奪い返せたわね。
中央でも小包囲が成功よ。5個師団頂きね。
そして11月11日、ついにスモレンスクを占領したわよ!
全軍、順次攻撃を中止。これ以上は厳冬期だから攻勢はよろしくないわ。
来年のモスクワ攻略に備えなさい。
政治力が余りだしたので、36年以降お世話になっていたミラン・ホジャに代わってサーラシ・フェレンツをパルチザン対策も兼ねて登用したわ。
極東はソ連の勝ちね。
海軍の研究を続けるわ。
12月に入って、厭戦気分からか軍内で抗命事件が発生してしまったわ。
「反抗者の前で愛国的な演説をする」だけじゃ足りないわ。ここは私が一肌脱いで…え?やめろ?なんでよ!
戦略予備と化している編成途中の第6軍の指揮を、ラクサ将軍から「冬季戦」持ちのレルヒ将軍に変更したわ。フィンランドや北極圏での運用を想定してのことよ。
なんか装甲軍の自動車化師団の経験値が戦闘で激しく削れることに気付いて編制を確認したら、編制を初期からいじっていなかったことが発覚したわ。
主、私手ずから銃殺してやるからこっち来なさい。
全く、こんなクソザコ編制じゃやられるわけだわ。抗命事件はこのせいなんじゃないかしら…?
これで良し。ちょっと装備備蓄が赤字だけど、冬季の間は動かないから平気でしょう。
新兵が入って部隊の経験値が下がるから、装甲軍は指揮統制値が下がるけど敵の目の前で演習しなさい。
もし敵が釣れたら演習は中止して無理せず後退、練度が高いままの装甲師団で反撃するように。
…罠だって見抜かれてるのか、敵は装甲軍には攻撃してこないわね。演習続行よ、練度上げときなさい。
スターリングラード方面の第1軍は激しく攻撃されてるけど、問題なく捌けてるわね。
あのあたりは厳冬期ペナルティ無いのかしら?
現在キルレシオは約4:1でリードしているわ。
今年はここまでね。
現在、二重帝国改め中欧帝国のICは611、陸軍は282個師団よ。
来年はモスクワとレニングラードを狙って攻勢をかけることになるわ。
ソ連降伏まで持っていけるかしら…?
さあ、やっとピルゼンに着いたわ。降りるわよ。
ピルゼンはドイツ語の名前で、チェコ語ではプルゼニュと言うわ。街はベーメンにあるけど、街の中では支配階級であるドイツ人の方が多数派だから、帝国ではピルゼン呼びが普通よ。
私のピルスナー・ウルケルとは、ドイツ語で「ピルスナーの元祖」という意味よ。1842年に産まれてから、多くの同じピルスナースタイルのビールが私を範に世界中へ広まっていったのよ。私にしてみれば妹みたいなものよ。ゲッサーなんかもその中に入るわ。
私の家(工場)は迅速に運び出せるように駅のすぐ近くにあるわ。大人なら徒歩5分もかからないわよ。
ちなみにチェコ語だと同じ意味で「プルゼニュスキー・プラズドロイ」と言うのだけど、舌噛みそうな名前よね。絶対ウルケルの方が覚えやすいし良いのだわ。
ここが入り口よ!支援絵のところね。
ここまで来てくれたお礼に、特別に私のとっても大事なところを見せてあげるわ。
工場見学は普通ガイドつきだけど、私だから大丈夫よ。ついてきて。
ここが私の大切な…醸造所よ。
あら、寒いかしら?ごめんなさい、地下だものね…。
ここから私が産まれるの。
サービスついでに良いもの飲ませてあげるわ。
すっぴん無濾過の製品にする前の私よ。
製品版よりも濁ってて雑味があるけど、それが旨味になってて、これがまた美味しいのよ。
私の最適温度6℃に完璧に合わせてあるから、ぬるくなる前にぐいっといっちゃって。
美味しかったでしょ?
さ、工場内に見学者用のレストランがあるから、そこでご飯にしましょ。
どうかしら?製品版の透き通った私の味は。うふふ。
料理が来るまで、もうちょっと自己紹介でもしようかしら。
実は私はチェコ(ベーメン)純血ではなくて、ドイツとのハーフなのよ。
欧州では昔から水より安全な栄養源としてビールは大切にされていたけれど、中世からビール作りが盛んだったブドヴァイスとかとは違い、ピルゼンのビールは二流三流だったわ。
そこでビール作りの本場であり、お隣のバイエルンから呼ばれたのが、私のパパの醸造技師ヨーゼフ・グロルなの。
パパの持ち込んだ酵母と、当時最先端の技術だった下面発酵が、ここピルゼンの欧州では珍しい軟水と、美味しい麦と、最高級のザーツのアロマホップと奇跡の組み合わせをすることで私は産まれたの。
パパやスタッフの皆はバイエルンで一般的な黒ビールを作ろうとしたのだけど、偶然の産物で綺麗な黄金色のビールが出来上がったのよ。
ベーメンは昔からガラス産業があったのだけれど、それが産業革命を迎えることで透明なジョッキとして大衆化していたことも、私の美しさを大いに引き立てて人気に拍車をかけたわ。味覚とは舌からだけでなく、五感全てを使うもの。それまでの陶器や木の中身が見えないジョッキで飲むのとは味が段違いだったのよ。
私(ウルケル)というビールは、一定の苦みはありながら、それが深みのある味わいになって麦と水の旨味、甘味を存分に引き立てていて、三者が完璧なバランスで整ったものよ。立つ香りや後味も最高よ。
どう?飲んでて味もより美味しくなってきたんじゃないかしら。(くすくす)
あ、料理が来たわね。
これはベーメン名物の豚の膝肉「コレノ」よ。
ん~、とってもジューシーで噛み応えもあって、美味しいわ。
欧州で豚は当たり前に食べられるけど、膝まで食べるのは私の知る限りだけどこのあたりくらいしかないわ。海が遠くて魚が手に入らない分、肉に食の情熱を傾けたのね。
…さて、次回なんだけど、投稿がちょっと遅れるわ。本当にごめんなさい。
実はこの「はてなブログ」には月々に画像ファイルをアップロードできる容量に制限があって、主は無計画にスクショをポンポン貼って、月の半ばにもうその内95%に達してしまったわ。
残り僅か5%では次回以降の投稿はちょっと不可能だし、今までほぼ連日の投稿電撃戦が出来ていた最大の理由である主のドイツ語学校の学期間の隙間の授業が無い暇な日々がもうじき終わってしまうことも勘案して、容量問題が解決する8月頭まで次は待とうということになったの。
再開してからの投稿ペースは授業(というか宿題)があるから週1くらいに落ちるだろうけど、8月にはお盆休みもあるからなんとかなるんじゃないかなーと、主は糖蜜のようにベタ甘な見通しでいるわね。
しかし、実際に何をもって完結とするかで絶賛悩み中みたいよ。
中欧帝国にあっさりなれちゃったし、かと言って世界征服までする力は無いから。
主の一世一代の中欧大遠征も10月に迫ってるし、どうしたものかしらね…。
まあ休養期間中にHoI4の練度上げをしながら気楽に考えたいと思うわ。
それじゃあ今年はこの辺で。
Wiederschauen!
次回(43年):
http://eiger.hatenablog.com/entry/2018/08/03/235827
HoI4/Unter dem Doppeladler/1941年
1941年になったわね。今年は、昨年末に発生した独ソ戦の動向を見ていくわよ。
前回(40年):
http://eiger.hatenablog.com/entry/2018/07/11/235629
導入:
http://eiger.hatenablog.com/entry/2018/07/06/162934
帝国のインフラ整備はどんどん進み、「弾丸列車計画」も完了していて、帝都ウィーンから主要都市への電化鉄道網が構築されつつあるわ。
機関車はこれ。
ハンガリー産のV40形電気機関車よ。最高時速は100キロ。これと客車を真っ赤に塗装して、「Roter Pfeil」(赤い矢)と名付けて、ウィーンからブダペストと、プラーク(プラハ)と、ライバッハ(リュブリャナ)経由でアグラム(ザグレブ)を結んで超特急として運行させているわ。
機関車の高速化と、効率化のためブダペストでの発着駅を西駅から東駅に移したことで、ウィーン〜ブダペストをこれまでより30分短縮して3時間半で結ぶことに成功したわ!凄い!
また、ウィーンからクラカウ(クラクフ)までは遠距離なので、同じ機関車で寝台列車が運行されているわ。これは近々レンベルク(リヴィウ、リヴォフ)まで延伸が予定されているわよ。
今日はこれに乗ってプラークまで行ってみましょうか。早速ウィーン中央駅からRPに乗り込むわよ。
このプラハ行きRPは1時間に1本出るのだけど、ブリュン(ブルノ)経由とブドヴァイス(ブジェヨヴィツェ)経由との2系統が交互に出てるのよ。
経済的な理由から、より大規模な都市であるブリュンを通るべし!という派閥と、あくまでウィーン〜プラーク間を最短ルートで1分でも速く結ぶべきだ!という派閥とが譲らなくて、結局両者どちらも採用されたのよね〜。
ブダペスト行きの方も似たような揉め事があったらしいわ。
まあこのグダグダ感は帝国の平常運転だから、むしろ微笑ましいというものよ。
私が乗ってるこの列車は、後者のブドヴァイスを経由する方よ。
あ、電車が動き始めたわね。それじゃあ今年分も始めていくわよ。
1月1日、石油と金属の産出が増えるディシジョンを実行したわ。
2月6日、41年型軽戦車の研究が完了。生産ラインは全てこれに置き換えるわ。
流石に軽戦車はもう時代遅れ感が否めないわ。
今訓練中の師団を最後に軽装甲師団を増やすのは止めて、徐々に中戦車に移行していきましょう。
ついでに歩兵師団と…
軽装甲師団を拡充してベストな形にしておくわ。
NFは目先必要なものはあらかた取り終わったから、後はここらへんの産業/軍事系を取っていきましょうか。
3月6日、ルーマニア(の残りカス)がソ連からの圧力に堪えかねたか、枢軸に加盟。
独ソ戦はこんな感じね。
う〜ん、微妙!w
ドイツ軍はこんなボーナスも持ってるのに、何やってんのかしら…。
気になる人的資源はっと…
ドイツは無際限徴兵(10%)でも人的残りが300kしかないわね…。これじゃあプレイヤーならいざ知らず、AIがソ連を征服するのはちょっと無理ね…。
ドイツ戦にもイタリア戦にも補給で役立つ、チロル地方にもインフラを作るわ。もちろん工業化もするわよ。
4月、デ・アンゲリス元帥も最高司令部スタッフに迎えたわ。
5月に入っても独ソ戦は微妙ねー。全然突破出来てないじゃない。
損害を見ても、連合との戦争で発生した分も込みとはいえ、ドイツの被害が酷いわね。
5月15日、41年型中戦車ことŠkoda T 24の研究が完了したわ。
最初から陸軍経験値で改良したモデルを生産していきましょう。高い信頼性を維持しつつ、装甲と主砲をメインに改良したものとなっているわ。
41年6月現在の研究ラインはこんな感じよ。
「原子力研究」が終わって更なるボーナスを得ながら、産業>陸軍>空軍の優先順位で研究中よ。海軍に関しては完全に切り捨てているわ。
フービキ装甲集団を「第1装甲軍」に、マチェク将軍の訓練部隊を「第2装甲軍」に格上げしたわ。装甲部隊のますますの活躍に期待大ね。
さて、独ソ戦の様子は…あっ!
ドイツ軍がやっといい感じになってきたわね。
バルトの要衝リガを奪い、クールラントでソ連軍を包囲しているわ。
あ、車内販売の売り子さんが来たわね。しかも可愛い子じゃない。何か買おうかしら。
Fräulein!
(女性に対する注意喚起の「すみません」)
(商品がぎっしり入ったワゴンをじろじろ)
ブドヴァル冷えてる?
ある?そう、じゃあそれと…あ、すぐ飲むから栓は抜いてね。このパイは何味?チキンクリーム?美味しそうね。これも頂戴。いくら?
…はい。ありがとう、じゃあね。
(代金を手渡す)
さてさて。
ブドヴァイスを通るとくれば、このブドヴァルを飲まないわけにはいかないわ。
(ごくり)
ブドヴァルは私(ウルケル)よりスッキリアッサリ系で、旨味甘味苦味が黄金比で整った私と比べれば、苦味にステータスを振った味をしているわ。チェコ系ビールのNo.2で、私の可愛い妹分よ。私は軟水だけどブドヴァルは硬水だから、口当たりがかなり違うわね。
(むしゃむしゃ)
…もっとも、ブドヴァルのブドヴァイスはビール産地として私のお家ピルゼンより中世から私の誕生までは格上だったから…あんまり彼女は私に対してリスペクトとかはないわね。対抗心剥き出しで、顔を合わせれば突っかかってくるのよ。ま、それがまた可愛いんだけれどね。
(ぐびっぐびっ)
さーて、ドイツ軍はクールラント・ポケットの殲滅は出来たのかしら…
ん?
解囲されてんじゃないの…。
しかも彼ら、「全成人徴兵」(20%)までやっておきながら人的切れ起こしてるわね。
こりゃもうダメね。
電撃戦が聞いて呆れるわ。
これはぐでぐでグデーリアンね…間違いない…。
(みねっと様、村正様、うぉるかー様ありがとうございます)
7月24日、日本がフィリピンに宣戦布告。
南進を始めたわね。
8月17日、もうドイツをこれ以上見守っていても前進することはないと判断して、帝国はドイツに正当化を開始。
ドイツ軍にはもっとソ連領内に食い込んで、ソ連軍がドイツに入れないようにして欲しかったんだけど…仕方ないわね。これ以上待ってたらますます私たちの取り分が減ってしまうわ。
全軍、枢軸国を刺激しないための奥地配備をやめて国境に張り付きなさい!
攻撃線を引いたわ。
ドイツ方面は、南ドイツ攻略に第2軍(フレプス将軍)と1個航空艦隊、
首都ベルリン直撃に第1装甲軍(フービキ将軍)および義烈空挺隊と2個航空艦隊と輸送機隊、
東ドイツおよびポーランド方面には第3軍(ソンバトヘイ将軍)と1個航空艦隊が当たりなさい。
ソンバトヘイ将軍は、今帝国で唯一「歩兵の名手」特性(歩兵師団の攻撃+15%)を持つ将軍よ。可能な限りソ連にドイツ領土を奪われないよう速やかに戦線を押し上げなさい。まずはヴィスワ川の線を目指すのよ。
イタリア方面は第1軍(ベーメ将軍)と第4軍(レンデュリック将軍)と1個航空艦隊、アルバニア攻略に編成途上だけど第5軍(ヤーニ将軍)を当てるわ。アルバニアごときに18個師団も要らないと思うけど…でも今回のイタリアは神ってるから必要な気がするわ…。
最後にルーマニア(鉄衛団に変態)との国境に、こちらも編成途上の第2装甲軍(マチェク将軍)を置いて参戦の可能性に備えるわ。
もう1軍くらい揃えてから宣戦したかったけど、これまでのICや人的資源から、準備出来た軍はこれだけしかないわ。各軍の担当正面が広すぎるけど、敵はもっと不利よ。各司令官はなんとかやって頂戴。(HoI4特有の丸投げ)
ほら、最後の陸ドク「C3I」も完成よ。
おそらく現時点で帝国の陸軍は世界最強ね。
帝国から正当化を受けてドイツが慌てて師団をソ連との正面から引き抜いて国境に並べ始めたため、戦線が決壊し始めたわね。ソ連軍が津波のようにドイツへ押し寄せているわ。
各軍、準備は万端ね?それじゃあ…
帝国が責任持ってあの不埒者に引導を渡してやりましょう。9月16日、宣戦布告よ。
そして普墺戦争の雪辱も果たしましょう。…Vorwärts(前進)!
イタリアと日本(大東亜共栄圏陣営)が参戦してきたわね。
あっ。
守備隊がいたわ。ベルリン奇襲は失敗ね。
テストプレイだと上手くいったのだけれど…。
装甲軍で救出を試みるも、間に合わず義烈空挺隊は散華したわ。Amen.
空挺師団は拡張の上で再整備してあげるから許して頂戴ね。
2日後、アメリカが連合に加盟。
日本と戦争中だから、二重帝国&コミンテルンVS枢軸&大東亜共栄圏VS連合陣営
という構図になったわね。
徴兵法を「大規模徴兵」(5%)に変更するわ。
開戦から1週間でベルリン陥落!やったわ。
10月1日、ヴィシーフランス参戦。
この時主は「あー、鋼鉄の輸入先変えなきゃー」くらいにしか考えていなかったのだけど、これが後にとんでもない事態を招くのだわ。
さて、イタリア方面は…
良い包囲網出来てるじゃないの!速やかに殲滅しなさい!
なかなかドイツ軍をバルト海まで追い落とせず、ソ連に領土を奪われてるわね…。仕方ない、損害は覚悟するわ。「強攻」を使いなさい!
空軍も奪った基地に前進、ガンガン飛びなさい。手空きになった輸送機は装甲軍を空輸補給で援護しなさい。
この後無事にバルト海まで到達して30個師団を包囲殲滅したけど、操作に夢中だった主が撮り忘れたわ。本当ごめんなさいね。
10月11日、NFで期間が半減している新歩兵装備の研究を開始。
11月18日、なんかイタリア方面がスカスカになっていたので攻勢に出たわ。
第2軍が南ドイツを攻略して、旧独仏国境まで到達したわね。マジノ線がまだ残ってるから、迂回してラインラント方面に次の攻撃線を引くわよ。
さーて、新しいパルチザンをしばき隊が6つ完成ね!早速軍団に入れて…あげ……ん?何かこいつら師団数減ってない…?
確か前は37個師団とかいたわよね?
アッ…(心停止)
キャアアアアア!アアアアア!トルコ方面が!
そうかこいつら…中東を制覇したイタリア軍が、ヴィシーフランス領シリアから雪崩れ込んできたのね!
アルバニアを制圧したヤーニ将軍!手空きは貴方だけよ。第5軍であいつらを食い止めて!
イタリア本国はもう虫の息よ。少しの辛抱だわ!
11月26日、ローマをレンデュリック将軍の第4軍が占領したわ。
30日にはドイツに対して最終攻勢を開始。
経済法を戦争経済に…は戦争協力度があと2%だけ足りなくて変更出来なかったから、
大規模徴兵で訓練が長引いた分を相殺してくれる、フォン・ツヴァイエンシュタムを陸軍長官に迎えたわ。
12月13日、ドイツがソ連に対して降伏。
腹立つわねー…。
今年中には終わらなかったけど、イタリアも虫の息ね。
はい、この状態で年越しよ。
IC363、陸軍227個師団。
ドイツがとんでもない数の軍需を持っているからそれは美味しいのだけれど、それを生産に回したら膨大な資源が必要になって、凄まじい量の民需を輸入に奪われているわ。
おかげで建設が全然捗らなくて困ったものだわ。
あ、もう「皇帝フランツ・ヨーゼフ」駅に着いたわね。ここが実質プラーク(プラハ)中央駅よ。本当にウィーンから4時間で着いたわね…RPは凄いわねぇ。
喋り続けて喉が渇いたわ。駅構内の小さい店で早速一杯引っかけましょう。
地ビール「スタロプラメン」よ。ブドヴァルよりも更にアッサリとした、ゴクゴク飲めるビールよ。ちょっと苦味が気になる人がいるかもしれないわね。
ぷしっ、ぐびぐびぐび、ぷはっ。
それじゃ普通のレストランに行きましょうか。
…というわけで、旧市街の良さげなお店に入ったわ。
はい、私注文。ベーメンの飲食店の半分以上には私の看板がかかってるわよ。
来た来た!
これは「ミルコ」といって、泡だけを楽しむ飲み方よ。最初の一杯として飲むのが通なのよ。
ビール本体よりも苦味が弱いぶん甘さと旨味が引き立つわね。
おつまみはブランボラーク(ポテトパンケーキ)よ。
ビールおかわり!次は普通に「ハラディンカ」で頂戴。
今度のお供はメーレン(モラヴィア)名物のローストポークよ。
あ^〜最高ね。ベーメンの料理はビールと恐ろしいほど相性が良いのね…。
美味しすぎてビールが捗って仕方ないわ。1日2〜4リットルは普通に飲めちゃうわね。堕落していくのを感じるわ…。
それじゃあ今年はこのへんで。
じゃあねー。
次回(42年):
HoI4/Unter dem Doppeladler/1940年
1940年よ!今年もよろしくね!
前回(39年):
http://eiger.hatenablog.com/entry/2018/07/10/181904
導入:
http://eiger.hatenablog.com/entry/2018/07/06/162934
今私はブダペスト西駅からウィーン行きの汽車に乗り込んだところよ。
新築のウィーン中央駅まで特急で4時間くらいかかるわね。この間にお仕事片付けるわよ。
1等車のコンパートメント独り占め中だから、ベラベラ喋っても大丈夫だわ。
まず1月3日、ギリシャを併合。
奪った工場は装甲師団を作るために中戦車・自走砲・駆逐戦車に充てるわ。
7日、トルコ海軍との海戦にも勝利。
トルコとの国境に軍を大量に集め、空挺降下の準備をしておくわ。
ただし決行は政治力が150貯まって徴兵法を変えてからよ。しばらくは座り込み戦争になるわ。
制空権は問題なく取れているわ。
というかトルコが半端にザコ空軍を持ってるおかげで経験値が美味しいわね。
!
1月30日、フランスが死んだわ。
金属貿易が美味しいヴィシーフランスが成立しないんじゃないかと心配になったけど、
フランス内の連合軍残党が片付いたら無事成立したわ。
たまに「フランス=イギリス連合」になって徹底抗戦したりするのよね、フランス。
ヘス死亡。
3月6日、フィンランドがソ連の恫喝に屈してカレリア地方を割譲したわ。
中戦車・自走砲・駆逐戦車に加えて豊富な支援中隊を装備し、優先的に補給を受ける贅沢な装甲師団の編制を開始したわ。
戦闘幅が21になってるけど…まあ細かい事は良いでしょう。
さてやっと政治力が150貯まったわね。早速徴兵法を変更…あら…?
ファッ⁉︎
「敵師団の推定充足率が自軍と比較して50%以上」ないから、変更出来ない…?
そ、そんな…。
仕方なく代わりに航空機研究機関にマーヴァグ社を採用したわ。戦闘機が強くなるわよ。
怒りにまかせて作戦発動よ。
まずは前線で派手に攻撃をかけて敵の目を引きつけておいて、翌日に…
えいっ。(空挺降下)
作戦成功!ヨーロッパ側にトルコ軍を22個師団包囲したわ。
トルコは推定で最大でも40個師団しか持っていないから、これは致命傷でしょう。
後は義烈空挺隊を救出するために全力で攻勢をかけるわよ。
4月8日、イタリアがエジプトのカイロを落としたという報せが入ったわ。
えっ、スエズ運河落ちてるじゃない…イギリスはどうしたのよ…。
5月30日、NF「酒造業への投資」が終わったわ。
私を筆頭に、帝国の誇る美酒たちを世界中に売り込んでいくのよ!
…さて、トルコ軍の包囲殲滅は成功して、イスタンブールも落としたんだけど。
不愉快にもトルコがアジア側の狭隘部で粘って先に進めなくなってしまったわ。
義烈空挺隊を敵の背後に落として包囲して突破しようかとも考えたけど、航空優勢は取れているのだけど、空挺降下に必要な制空値には達していないわ。
最後の手段ね。制海権はあるから、強襲上陸でいくわ。上陸計画をイスタンブールからイズミルの隣に設定して、計画のために42日待って…よし、行きなさい!
上陸!速攻でイズミルの港および空港を奪いなさい!
よし、確保!すぐに後詰めを輸送よ!
イズミルに敵師団が引き抜かれて、元々問題だった狭隘部が手薄になったわね。こっちも突撃よ!
うん、これでもう大丈夫そうね。
強襲上陸では、敵守備隊のいる軍港を出来れば海兵、無ければ歩兵で直接殴りにいくか…
あるいは今回のように、戦車を軍港の隣の無人のプロヴィンスに揚陸し、補給切れで動けなくなる前に迅速に陸上から軍港守備隊に攻撃をかけるかの2択があるわ。
前者は確実だけど、不利な上陸戦闘を行う必要があるし、戦闘の間は輸送艦が海上に留まらなければならないから、優勢な敵海軍に捕まると厄介ね。上陸戦闘に勝っても、海戦に勝利するまでは上陸が出来ないというリスクがあるわ。
一方後者は迅速確実に無血で上陸出来るけど、上陸地点は軍港じゃないから、上陸部隊は補給切れの状態になるわ。動けなくなる前に軍港を奪えないと、補給も増援も送れなくて詰むわね。
なお前者の作戦なら必ず歩兵を、後者なら必ず戦車でやること。戦車は上陸戦闘のペナルティが強烈だし、歩兵だと攻撃先の戦闘に勝っても、その間に他のプロヴィンスから敵に攻撃されれば、その防御戦闘に勝つまでは移動が完了出来ないからよ。
…まあ、小難しいこと話したけど、一度か二度失敗してみれば身体で覚えられるでしょうね。
主は二重帝国以外だとドイツプレイが多いから、ブリテン島上陸によく後者の作戦を採用するわ。それで今回もこの作戦を取ったのだけれど、帝国の6つの軽装甲師団全てを残らず投入するのは少し勇気が必要だったわね。
7月18日、機械化歩兵の研究を開始。
今プレイでは機械化歩兵部隊は作らないつもりだけど、40年型機械化を研究すると自動車化歩兵に装甲ボーナスがつくから研究だけするわ。
同じ頃、40年型戦闘機の研究が完了。
ドイツで言うFw190 A型に相当するわ。
カンストしてる空軍経験値で強化マシマシよ。
信頼性が高くてエンジンの馬力がある機体は良い機体、との主のポリシーが反映された強化内容になっているわね。
7月30日、また政治力が貯まったので艦船の研究機関を登用。使い所あるかしらね…?
9月12日、やっとトルコが降伏したので全土併合したわ。
これで平時に戻るとともに、帝国はトルコのクロム資源と、ソ連の急所バクー油田への足がかりを手に入れたわ。
第4軍も定数に達したので、ヤーニ将軍率いる第5軍の編成を開始したわ。
そしてついに…
「弾丸列車計画」完成でハンガリーのインフラが爆上げよー!
「ライタ」とは、ウィーンの近くで二重帝国のオーストリア側とハンガリー側の境界線になっている川の名前よ。
ここを境にオーストリア側は「ツィスライタニエン」(ライタ川のこちら側)、ハンガリー側は「トランスライタニエン」(向こう側)と一般的に呼ばれているわ。もちろんこれはオーストリア視点からの話だから、ハンガリー視点では別の呼び方があるのだけど。
そしてハンガリー大平原に精製所を作る計画をいよいよ発動するわ!
36年に比べて、先進工業地帯と後進地帯の境界線が明らかに東進しているのが分かって貰えると思うわ。
領土を強請り取っておいてからこの仕打ちは、流石に畜生ムーヴ過ぎて私もドン引きよ。
1ヶ月でフィンランドは無事死亡。さらに領土割譲の上、ソ連の傀儡にされたわ。
赤いフィンランドにはこの曲をプレゼントよ。
この動きに対し、ドイツが義憤に駆られたか警戒心を抱いたか知らないけど、ソ連に宣戦布告。
今は真冬だから攻撃戦闘にきついペナルティがかかるんだけど、大丈夫なのかしら。
と思ったら共和スペインがコミンテルンに加盟。
数日後には参戦して、ドイツ占領下フランスに襲いかかったわ。
やだ、このイタリア出来る子…!
ベッサラビアだけになったルーマニアで、評判が良くない国王が退位したわ。
これは近いうちの枢軸への加盟、参戦は必至ね。ソ連に轢き潰されておしまいだと思うのだけれど…。
ん、今ライタ川を越えたのが見えたわ…もうしばらくでウィーンに着くわね。それまでに片付けるわよ。
外国情勢が慌ただしい中で、我が国ではドナウ川西岸地域で精製所が稼働を開始。人造石油と合成ゴムが産出され始めたわ。
また、有識者からの助言により、パルチザンをしばき隊の編制をこのように極限まで削減したわ。人的資源が浮くから、より前線に回せるわね。
これが年越し時の状況よ。
ICは212、陸軍は193個師団よ。
5カ国を食べたおかげでだいぶ成長したわね。
ああ、これがウィーン中央駅ね!広くてピカピカじゃない!明るく開放的なデザインで素敵だわ!
午前中にブダペストを発ってお昼がまだだから、お腹がペコペコね。すぐ路面電車に乗って、私の大好物を食べに行くわよ!
停留所からちょっと歩いて…ここは私の行きつけのレストランよ。遅めの時間だから空いてるわね。良かった良かった。
さあ、これがオーストリア名物「ターフェルシュピッツ」よ!
まずはこのスープを飲んでから、お肉を食べるの。
牛のお尻から太ももの肉を野菜と一緒に煮込んだもので、脂っこさやクセは全く無い、上品で優しい味わいよ。
これはあのフランツ・ヨーゼフ1世の大好物だったの。
お肉はリンゴとホースラディッシュ(西洋ワサビ)のソースをつけていただくわ。
このお店ではペースト状になった牛の骨髄を、黒パンを切ったのに塗ってコショウをかけて出してくれるわ。こっちも絶品ね!
ビールともワインとも合うのよ。
肉料理には赤ワインというのが定番だけど、タンニンでこの料理の肉の滋味を損なわないように、敢えて白でも良いかも知れないわね。
うんうん、今日のも最高ね…。
店員さん呼んでお会計して、っと。
今日も美味しかったわ、ありがとー。
それじゃあ今年分はここまで!
来年はドイツ戦に備えて富国強兵に努めて、もし必要があれば来年中に宣戦するかも知れないわね。
お楽しみに!
次回:
http://eiger.hatenablog.com/entry/2018/07/13/155155
HoI4/Unter dem Doppeladler/1939年
Herzlich willkommen! 1939年度もよろしくね。
(ようこそ!)
導入(初見の方向け):
http://eiger.hatenablog.com/entry/2018/07/06/162934
前回(38年):
http://eiger.hatenablog.com/entry/2018/07/09/063916
前回はブダペストに到着した所までだったわね。船が着く桟橋から地下鉄まで歩くわよ。
これがブダペスト地下鉄よ。
深さ僅か3m。階段が短くて助かるわね。
あ、早速電車が来たわね。乗りましょう。
これが今のところ帝国で唯一の地下鉄で、ユーラシア大陸では最初の電化地下鉄よ。
(※世界初はロンドン。2番目はイスタンブールだが電化ではない)
この地下鉄は1896年のハンガリー建国1000年祭(ミレニアム)に合わせて開業されたものよ。
2〜3分に1本という本数が魅力で、アウスグライヒ以降爆発的に増え続けているブダペスト市民たちの足として活躍しているわ。
あ、もう目星をつけてたホテルの最寄り駅ね。降りるわよ。お部屋空いてるかしら。
…ふう、まさかちょうど残り1部屋だったとは。
Gott sei dank!
(ありがたや)
船旅してきたからか、なんか体が勝手に揺れてる気がするわね…今日はもう休みましょう。
zzz…
〜翌朝〜
んーーっ、快眠快眠。先に朝ご飯食べてきてから仕事にかかるわね。
ふう、お待たせ。それじゃあ39年の動向をお届けするわ。
まずは空軍長官にアレクサンダー・レーアを任命。空軍経験値獲得量が増えるから、その分を機体の強化に回せるようになるわ。
メーメルがリトアニアからドイツに割譲されたのを確認したわ。
3月には第3軍が24個師団に達したので、即ユーゴスラヴィアとの国境に張り付けたわ。
その約1週間後、頃合いを見てトルコに対して正当化を開始。
丁度ドイツがポーランドに襲い掛かってる時に完了して宣戦布告出来るようになるはずよ。
陸軍経験値がある程度貯まったので、軽装甲師団の編制を変更するわ。
自動車化歩兵大隊2つを入れて「組織率」(戦闘のスタミナのようなもの)を向上させたわ。
部隊に戦車しかいないと、攻撃力と防御力は高いけど、戦闘を続ける力が無いのよ。
編制はまだ完全形ではないけれど、経験値が足りないから仕方ないわね。
い つ も の
(※工業技術取得により州の建築可能スロットが増加したことで、高インフラ地域に建築が即座に限界まで発注される)
とにかく今は師団の大型化で装備需要が激増したから、軍需工場が欲しいわ…軍需…。
ICはやっと100の大台に達したわね。
第4軍の編成が始まったわ。指揮官はロタール・レンデュリック将軍よ。
彼の家はクロアチア系で、苗字は元はレンドゥリッチだったとかなんとか。
同じ頃、占領地警備用の憲兵付き騎兵の第一陣が配備されたわ。
彼らにも素敵な部隊名を用意しておいたのだけれど、気に入ってくれるかしら。
6月、拡張系のNFを取り終えたので産業系ツリーにかかっていくわ。
左上の「産業支援」から始めて、「弾丸列車計画」を経て、「原子力研究委員会」まで進んでいくわよ。
たとえ核兵器に手を出すつもりがなくても、「原子力研究」の技術は取るだけで全研究所要時間が短くなるからお得よ。もっとも、この技術の日数はかなり長いから、研究ボーナスを得ないことには手が出しにくいのよね。小国と大国の差をつけている要素だと思うわ。
そして、史実AIドイツのダンツィヒ開戦の70日前ということは…
はいこれ。M=R協定締結ね。
7月14日、開戦前最後の政治力150のタイミングになったので、軍最高司令部スタッフに歩兵師団の攻撃・防御が強化されるフランツ・ベーメ将軍を迎えたわ。第1軍司令官とダブルワークになってしまうけど、期待しているわよ。
8月に入っていよいよ戦争が近づいたので、第1~第3の航空艦隊と空挺部隊用の輸送機隊を配備して備えるわ。現状の空軍戦力はこれで全てよ。
8月23日、ポーランドがドイツからのダンツィヒ割譲要求を拒否。ポーランドは自分の死刑執行書類にサインしたわね。
残念でもないし当然。
しかもこのポーランド、連合入りしてないわ。
(※史実AIポーランドは一定の国際緊張度を超えると連合入りする。ドイツの拡張イベントがほとんど封じられるAHEでは、普通にプレイしていれば緊張度がその一定のラインに達しないため、こうなる。)
ドイツのIC250に対してポーランドは約30。ただのおやつなのだわ…。
ついにこの日が来たわね。
ここから先はずっと戦争だったから、ここらで昼休憩にしましょう。
街に繰り出すわよ。
んー、ホテルの従業員さんに美味しいお店が無いか訊いてみましょ。どうしよう、片言でもマジャル語の方が良いかしら…ドイツ語通じるかしら?
Entschuldigung,gibt es nahe und gute Restaurant? Könnten Sie mich lehren?
(すみません、近くて美味しいレストランはありませんか?教えてくださいませんか?)
ホテルのスタッフ「?」
あっ(察し)
ヴ…ヴァン イット ア クザルベン エジョ-、エ-シュ オルチョ- ヴェンデ-グル-?(発音が怪しい必死のマジャル語)
スタッフ「Igen,értem.」
(はい、かしこまりました)
…メモにお店の名前と地図を書いて渡してくれたわ。 ケセネム!
えーと、次の角を右に曲がって…(てくてく)
私かなり頻繁にブダペスト来るけど、年々ドイツ語が通じないことが増えてきてる気がするのよね…。ちょっと寂しいのだわ…。
さらに1ブロック真っ直ぐ…(てくてく)
理由は年々ハンガリーの地方からマジャル人がどんどん流入してくるからと、私があまり高い宿に泊まらないからなんだけど。
うん、このお店みたいね!
さてと、ハンガリーと言えば、まずグヤーシュは外せないわね!
それと…これ食べようかしら。あとは仕事中でも一杯くらい…。
店員さーん。(手を挙げる)
ケーレム、フュトゥレーシュ、グヤーシュレヴェシュ、テルテット・カーポスタ!
….うん、なんとか通じたわね。
あ、来た来た。
ぐいっ。ごっきゅごっきゅ。プハっ。
これはフュトゥレーシュ。ハンガリー名産の蒸留酒「パーリンカ」の蜂蜜が入りバージョンで、25度くらいはあるわよ!口当たりがフワッとして、優しい甘さで本当に美味しいのよ。喉が焼ける感覚もほとんどしないからオススメね。食前か食後に飲むと胃が活性化するのよ。
次はグヤーシュ。正式にはグヤーシュレヴェシュね。(レヴェシュ=スープの意)
まさにハンガリーの国民的料理。パプリカ粉と牛肉のスープよ。玉ねぎとかジャガイモも入ってるわよ。圧倒的な旨味の中にアクセントとしてほんの少しのピリ辛。色は真っ赤な割に辛さは全然大したことないわ。そういうパプリカの種類のを使うのよ。
最後にメインのテルテット・カーポスタよ。
要はサワークリームとパプリカの風味が効いたロールキャベツよ。脂っこいというか肉肉しくないから、どんどん食べられちゃうのよねぇ。
ふう。美味しくて満腹で、適度に酒が入って最高ね。ベストコンディションなのだわ。
支払い済ませて部屋に戻るわよ。
さ、ここからはお仕事モードよ。
1939年9月18日未明、帝国はユーゴスラヴィア、ルーマニア、ギリシャ、ブルガリア、トルコの5カ国に同時に宣戦布告。
バラバラに宣戦すると英仏が独立保障してくるし、ポーランドが連合入りしてしまうわ。そうなると後々面倒になりかねないのよね…。
オーストリアは十字軍をここに宣言する。異端を討伐し、ムスリムからコンスタンティノープルを奪還するわよ。(棒読み)
さあ、陸海空全軍に進撃命令を出して、時間を動かすわよ。…Vorwärts(前進)!
戦闘が一斉に始まったわ。
緑が自軍優勢、黄は膠着、赤は劣勢。
数値が100に達すれば攻撃成功で前進出来るわよ。
まあ制空権はバッチリだし不安要素は無いわね!
9月22日、ポーランドがドイツに降伏。
同日、なんか急に海軍経験値が増えたので確認したら、アドリア海でギリシャ海軍との海戦が発生していたわ。
我が軍は被害なしで、敵の駆逐艦を10隻撃沈。文句なしの勝ちね。海軍よくやったわ!
2日後、ユーゴスラヴィア降伏。
首都ベオグラードが剥き出しじゃあどうしようもないわよね…。
当然全土併合。第3軍は新たに出来たブルガリア、ギリシャとの国境へ前進よ。
さあ出番よ、「パルチザンをしばき隊」!
AI任せのルーマニア方面の戦闘の進捗があまり良くないので、装甲集団を手動操作よ。
まったく、装甲部隊が縦深の無い敵を殴る時に平押しとは、AIはセンス無いわね〜。突破口の広さより、より奥に攻め込む速さの方が重要に決まってるじゃないの。縦深作戦、連続作戦で畳み掛けていかなくちゃ。
さて、M=R協定に従い、ドイツからソ連にポーランド東部が引き渡されたわ。
39年10月現在の研究はこんな感じよ。
ルーマニアが降伏したわ。
全土併合といきたい所だけど、そうするとソ連が怒って宣戦布告してくるから、仕方なくベッサラビアだけはリリースしてあげるわよ。
翌日には我が国初のエースパイロットが誕生。
いよいよブルガリアへの攻勢を始めるわよ。
徴兵法の件を忘れていたので(検閲)、装甲部隊を強化するためフービキ将軍を最高司令部スタッフに任命したわ。
攻勢開始から20日でブルガリアがごめんなさいしてきたわ。当然全土併合よ。
12月1日、ザッハトルテのフレーバーイベントが発生。
結構日持ちする物だし、軍に支給出来ないかしら…。
ポーランドを見放した英仏もオランダはそうもいかないようね。
ドイツに宣戦されたオランダが連合に加盟し、枢軸対連合の戦争が始まったわ。
さらにドイツはデンマークと…
ノルウェーにも宣戦したわ。
ここで年越し。後一歩のところで今年中にギリシャが降伏しなかったわね。残念だわ。
現状、帝国のICは144で、陸軍は152個師団よ。
よく見るとドイツがマジノ線にも殴りかかってるわね…。人的溶かしてるんじゃないかしら。
もうすぐドイツと戦うことを考えたらラッキーだけど、将来的に中欧帝国に迎えられるはずだった未来の同胞が無駄死にしていると思うと複雑ねぇ…。
それじゃあ今回はここまで。
Servus!
(じゃあね)
次回(40年):
http://eiger.hatenablog.com/entry/2018/07/11/235629
HoI4/Unter dem Doppeladler/1938年
38年になったわ。今年もよろしくね!
前回(37年):
http://eiger.hatenablog.com/entry/2018/07/08/144841
ゲームを起動してたら、ローディング画面の名言に最近AHEで追加されたのが出てきたわ。
これはFJ1がルーズヴェルト(セオドアの方)に対して言った言葉よ。彼の矜持が込められているわね。
今回はプレスブルクからまた船でドナウ川下り中よ。あら、右前方の高台に大聖堂が見えてきたわね。ということはここがグラン(エステルゴム)ね。一度下船しましょうか。
この大聖堂でハンガリーの「聖王」イシュトヴァーン1世は1000年に戴冠式を行って、ヨーロッパ化したカトリックのハンガリー王国を成立させたのよ。
さっきまで進んできたドナウ川と、その上に架かるマーリア・ヴァレーリア橋が聖堂の裏からよく見えるわね。
小腹が空いたわね。出船までの微妙な時間で適当にレストランに入ろうかしら。…あら、おあつらえ向きに一軒あるわね。ここにしましょうか。
ハンガリーのファストフード、ラーンゴッシュ(揚げパン)を頼んだわ。
チーズ、パプリカ粉、ガーリックオイルで旨味爆発ね。んんん、旨い!旨いわ!
ビールも頼まずにはいられないわ。
ハンガリービール「ショプロニ」ね。
サッパリしててゴクゴク飲めてしまうわ…。
ふう、お腹も膨れたし船に戻らなきゃ。もう良い時間だわ。
さて、これからブダペストに着くまでの間でお仕事やっつけちゃうわよ!
まずはちょっと簡単な財テクをしましょうか。
装甲集団のうち、今演習が必要なのは1師団しかないわ。演習は軍の全ての師団が対象になり、装備を消費するから、これじゃ勿体ないわね。
一度演習を止めましょう。
その上で、演習が要る師団だけ仮の軍に移籍させて、そっちで演習をさせるわ。これで無駄な装備の損失を防げるの。
陸ドクはガンガン進めるわ。
ここから分岐だけど、予告通りに左の「強襲」ルートに入るわ。
西側工業地帯の開発が済んだから、インフラ整備に戻りましょう。
今回整備するのは、工業地帯と接して、かつ建設スロットが手付かずのスロべニアよ。ここに軍需工場を建てていきたいわね。
かねてからの空挺部隊の訓練が終わったので、彼らのために素敵な部隊名を考えておいたわ。
名付けて義烈空挺隊よ。活躍に期待しているわ!
(ちなみに部隊名を直接日本語を書き込んでも上手くいかないから、別ブラウザで書いたものをコピーして、Con+Vで貼り付けているわ)
4月7日、閣僚にイムレーディ・ベーラを招聘。
軍需と造船所の建築が加速するわ。39年頃から軍需はいくらあっても足りなくなるから、大いに期待しているわよ!
4月20日、陸ドクNF「帝国の防衛」が完了。
ここからはまた外交ツリーに戻るわ。
「帝国至上主義」→「復讐主義」と来て、左下のバルカン諸国への戦争が可能になるツリーを進めていく予定よ。
「復讐主義」はトルコへの宣戦に必要なのよね。
イン!フラ!イン!フラ!
膨大な建築スロットが手付かずのガリツィア=ロドメリアの工業化のための布石よ。
まずはクラクフと、スロットが少ないけれど西部と繋げるためのボトルネックにならないようにザオルジェのインフラを10にするわ。
7月になり、スロベニアのインフラが10に上がったので、すかさず軍需を限界まで建てさせるわ。
現状で帝国の軍需はボヘミアに依存し過ぎているから、少しずつ脱却を図るわ。いずれボヘミアに匹敵する工業力をスロベニア・クロアチアやガリツィアに持たせたいものね。
同月、また政治力が貯まったので戦車系の研究機関を雇おうと思ったのだけれど。
3択に見えるけど、この通り「ヴァイス・マンフレート」は「ČKD」の完全下位互換の地雷よ。間違えて選ばないよう注意してね。
当然選んだのはČKDよ。
陸ドクをさらに磨くわ。
この「兵科の相互運用」が開戦前に準備出来る最後の陸ドクになりそうね。これだけ研究が進んでいればバルカンの連中なんか鎧袖一触よ。これは過信でも何でもないわ。
9月に入って、英仏が同盟を宣言。凄まじい勢いで軍拡するドイツに共に対抗する路線を明確にしたわね。
10月に入って、数年後に実戦配備する予定の対戦車砲のツリーの研究を開始したわ。バルカン諸国相手には使わないけど、三大陣営との戦いでは必ず入り用になるわ。今から準備しておきましょう。
同日の研究ラインの様子よ。
産業・陸軍に重点を置きながら良いペースで取れていると思うわ。
支援中隊の憲兵がアンロックされたので、騎兵は全部この編成にするわ。対パルチザン特化ね。
もう騎兵なんて時代遅れの骨董品よ。
竜騎兵も槍騎兵も軽騎兵も関係ないわ。皆まとめて占領した領土で非正規兵相手にじゃれ合っているが良いのだわ。
これからは戦車と自動車の時代よ!
6ライン並列×無制限で徴兵よ。
配備地点はなんとなくサライェヴォに設定したわ。他意は無いけれど。無いけれど。
人的資源にはまだ余裕があるけれど、戦時になった時にもう1段階上の「大規模徴兵」(5%)に切り替えたいから、今の内から「限定的徴兵」(2.5%)に引き上げておくわ。
これをやっておかないと対独戦の準備中に人的切れを起こして苦労するのよね(テストプレイの反省)
11月19日、イタリアがドイツとの同盟締結を宣言。英仏の同盟に対抗してのものだろうけど、南北を枢軸に挟まれた帝国としては気が気でないところね。
12月に入り、主力歩兵師団の改良第1段階に着手したわ。
砲兵を入れて「戦闘幅」を20に調整。
支援中隊にも工兵に加えて砲兵、野戦病院を入れたわ。最終的には対戦車砲と補給兵も入れるけど、それは来年か再来年にやるわ。
ここで「戦闘幅」について説明するわ。
HoI4では1プロヴィンスから隣の敵に攻撃をかける際には、戦闘に一律80の戦闘幅が与えられるわ。
複数方向から共同攻撃する際には1方向につき攻撃側の戦闘幅は+40されていくわ。
戦闘幅とは兵士が前線に展開するスペースのことで、過不足があると戦闘が非効率なのよ。
そこで、綺麗に割り切れる10・20・40いずれかに1個師団あたりの戦闘幅を合わせるのが推奨されているの。
二重帝国の場合は40幅にすると前線プロヴィンスの数に対して師団数が追いつかないので、標準的な20幅を採用するわ。
ただし陸軍ドクトリン「大量突撃」は例外で、1つの大隊ごとの戦闘幅が圧縮される効果があり、戦闘幅20に対して送り込める兵士の数が他ドクトリンより増すわ。人的資源のある国がやると恐ろしいことになるわね…。
12月頭に研究が2つ終わったけど、敢えてすぐには次の研究をセットしないわ。
研究したいのは史実年度が翌39年のだから、今すぐ研究を始めるとフライングによる日数ペナルティを受けてしまうの。そこで年越しまで敢えて放置することでペナを回避するわ。
研究枠は30日まで空白のままチャージ出来るから、12月に研究が終わった時に有効な小技ね。覚えておいて損は無いわ。
クラクフに11個軍需工場の建築を予約しておいたわ。1年もすれば見違えるんじゃないかしら。楽しみね!
師団編制を拡張して、兵器の配備が追いついていないせいで充足率が減り、軍の練度が落ちちゃってるわね。練度を元に戻すため演習を発令するわよ。
(国境での大演習って普通に開戦事由になりそうな気がするのだけれど…)
12月29日、南京陥落。これはどうも日本が戦争を制しそうなパターンに入っているわね。
主的には南京陥落と言えばこれ
のイメージが頭にこびりついてて、たまに思い出して見るたびに腹抱えて笑ってるわ。
この謎踊りホント何なのかしらね…。
あ、やっと船がブダペストに着いたわね。
見てご覧なさい。あれが、元は別の街だったブダとペストを繋ぐ「ブダペスト」の一体性の象徴の吊り橋、セーチェーニ鎖橋よ。
来年は主が愛してやまないブダペストで、ハンガリー料理を堪能しようかしら。
さあ、これで38年は終わりよ。
IC97、陸軍117個師団。本当はこの時点でICが100欲しかったけど、インフラに投資しまくってるから仕方ないわね。今後必ず報われるはずだから、気を長くして飛躍を待ちましょう。
それじゃあまた来年ね!来年はいよいよ待ちに待った戦争のお時間よ。お楽しみに!
次回(39年):
HoI4/Unter dem Doppeladler/1937年
1937年よ!
Prosit Neujahr!
(あけおめ!)
前回(36年):
http://eiger.hatenablog.com/entry/2018/07/07/175104
今私はウィーンからドナウ川を客船で川下り中よ。船はプレスブルク行き。
ゲシュプリッツァー(白ワインを炭酸水で1:1に割ったもの)を楽しみ、のんびり沿岸の風景を見ながら優雅な船旅なうよ。
でも片手間にちゃんと仕事もするわよ…
ちょうど元日に36年型軽戦車の研究が終わったので、即座に生産ラインを全面的に切り替えるわ。
次の研究は建築技術よ。NF「五カ年計画」の効果で所要時間-50%がかかってるから、美味しいわね。
ここで解説しておくと…HoIの各技術には「史実年度」が定められていて、その年になるより前にフライングで研究するとペナルティとして研究に膨大な日数がかかるの。ただし4では陸海空軍のドクトリンに関してだけは史実年度が決まっていないわ。
よって、他の分野の研究を犠牲にすることで、やたらと強力な軍隊を吐き出すことが出来るのよ。
さて、プレスブルクに着いたわね!
この都市はドイツ語では「プレスブルク Preßburg」、ハンガリー王国の旧都としてマジャル語では「ポジョニ Pozsony」、スロヴァキア民族主義者からは古文書から取った「ブラチスラヴァ Bratislava」、チェコ人からは「プレシュプルクPrešpurk」など様々な名称があってややこしいわ!今ここは二重帝国でもハンガリー側に属するけど、私はドイツ系だからプレスブルクで通すわよ!
プレスブルクといえば、この特徴的な形の「ひっくり返したテーブル」と言われる城が有名ね。
オーストリア継承戦争でマリア・テレジアが騎乗したままハンガリー国会に突入して、名演説でハンガリー貴族の援兵を引き出したというエピソードはこの都市での事よ。
当時まだブダとペシュトはオスマン帝国領だったからね。
ウィーンの桟橋を昼過ぎに出て今はもう夜ね。
旧市街にでも繰り出して名物料理を楽しもうかしら。
(旧市街てくてく)
これが旧市街の出入り口、ミヒャエル(ミハイル)門ね。
(画像が昼なのは気にしないでね!)
あ、良さげなレストラン見っけ!これは入るしかないわね!
…これがご当地名物料理「ハルシュキ」ね。
ジャガイモのニョッキにカリカリのベーコンと山羊のチーズ「ブリンザ」がかかっているわ。
さてお味は…?(カチャカチャムグムグ)
うん、これは旨いわ!濃厚で癖はあるけど、嫌な臭みじゃないチーズね!
これは人によって好き嫌いが分かれそうな料理ね…。私は割と好きな方だけど。
合わせる酒は何が良いのかしら?
まあ、土地の食べ物には土地の酒が一番無難よね。
あっすみませーん。地ビールはありますか?ある。じゃそれでお願いします。
ここらへんで作ってる、ズラティ(Zlatý)というビールだそうよ。どれ、お味は…
…アッサリ系の、私と同じピルスナースタイルね。
私に比べて味の自己主張は弱いけど、この方がハルシュキの濃いチーズ味を上手く受け流してくれて美味しく感じるわ。
土地の食べ物と酒の組み合わせは間違いはないという鉄則がまた実証されたわね。
ご馳走様でした。
ああ、名物のロフリーク(クルミかケシの実のペーストが入った、パンとパイの中間のようなもの)を買いたかったけど、もう夜だから店が開いてないわね…諦めてホテルに入りましょう…。
ふう。じゃあ仕事に戻りましょうか。
1月20日、理論家ロタール・レンデュリックを雇ったわ。これで毎日陸軍経験値が微増し、かつ陸ドク研究速度にプラス補正が得られるわ。
4月1日には空挺兵の研究を開始したわ。
後で使うのよ…。(ゲス顔)
5月5日、かねてから計画のあった「ウィーン中央駅(Hauptbahnhof)が、ついに完成したわ。
史実より70〜80年早い開業となったわね。
お金が無かったからなかなか実現しなかっただけで、需要と構想は19世紀からあったのよ。
これで「低地オーストリア」のインフラはLv.10に跳ね上がったわ。長距離列車はことごとく中央駅発着にして、輸送力を圧倒的向上よ!
さあ、時は満ちたわ。今こそ「低地オーストリア」に民需工場の建設命令をブチ込みなさい!爆速で建築していくわよ!
5月に入り、産業系技術の研究期間短縮のためオーストロ・ダイムラー社を研究機関に招聘したわ。
ダイムラーには史実だとドイツの技術者として有名なフェルディナント・ポルシェがいるわ。
彼の手腕を存分に振るってもらいましょうか。
あっ、これは…
ヒンデンブルク号もアメリア・イアハートも無事生還したわ。優しい世界のようね。
陸ドクはますます強化していくわ。
7月中旬、ほぼ史実通りに日中戦争開戦。現バージョンだと日本の勝率が高いけど、さてどうなるかしら。
海軍もドクトリン真っ白の状態で敵と戦わせるのは可哀想だから、今ちょっと余ってる研究枠で戦艦が強くなる海ドクを研究させるわ。
8月末、閣僚に経済学者シュンペーターを招聘。
民需・精製所・インフラ建設速度+10%特性を持つ神閣僚よ。(特に今縛りでは輝く)
9月になり、スペイン内戦が割と早く終結したわ。共和派の勝利ね。
現在のバージョンだと、共和派が勝ちやすいのよね。ICの高い首都マドリードと傍の航空基地が開戦時共和派に渡るから、制空権を取って共和派がマドリードを守り切り、そのままICの差で競り勝つのよ。
もちろんプレイヤーがドイツやイタリアで国粋派側に介入すれば話は別だけれど、今回は義勇軍の送れない中道プレイだから関係ないわ。
数日後には待望のNFによる研究枠の増加。
次は陸ドク研究1つが50%の期間で済む「次の戦争への準備」(直球)を取るわよ。
新しい研究枠には空軍ドクトリンを。
空ドクには「戦略的破壊」(戦略爆撃重点)、「戦場支援」(地上支援重点)、「作戦整合性」(戦闘機強化)の3系統あるけど、今回は最後の「作戦整合性」でいくわ。
HoI4の地上戦闘は、その空域の制空権を取れるか否かにかかっているわ。制空権が敵に奪われると敵に航空優勢補正が入るし、バカスカ空爆されるし、移動速度が低下したりと散々な羽目になるの。
今回帝国は決して恵まれない国力で三大陣営全てと戦わなければならない。国力は戦闘機を投入する数に直結するし、陸軍に主力を置かざるを得ない帝国が敵空軍と渡り合うには、1機あたりの質で勝負するしかないわ。そこでこの系統よ。
爆撃力は弱いけど、そもそも制空権が取れなければ爆撃もへったくれもないからね。
そこは割り切って構わないわ。
1機あたりの質は研究力を活かして早く新型を解禁する、空ドクで勝つなどして上げていくわよ。
同じ頃、陸軍の第2軍(フレプス将軍)が24個師団揃ったので、これに練度を「訓練済み」から「一般」まで上げるために演習開始を命じたわ。
「一般」以上は実戦でしか練度を上げられないから、演習はそれまでの間ね。
そして新たにソンバトヘイ将軍麾下の第3軍の編成を開始したわ。
第1・第2軍とフービキ装甲集団を戦争に備えてルーマニアとの国境に配備するわ。
軍を選択した状態から「前線」を他国との国境線に引くと、割り当てられた師団が自動でそこに張り付くわ。
さらにそこから「攻撃線」を目標地点まで引くと、AIがそのための作戦計画を練ってくれるの。今の大規模作戦の陸ドクだと、この計画を練るのはゆっくりだけど、戦闘の際に発生する計画ボーナスはとても高くなるわ。だから早めに準備しておくの。
「攻撃線」を引くと、戦争状態になって越境が可能になり、プレイヤーが計画発動の合図を出す事で、各師団は目標地点までのプロヴィンスを全て埋めるように前進するわ。
歩兵軍には「攻撃線」が適しているけれど、戦車や自動車化など快速の部隊しかいない軍には、「先鋒」の方が向いているわ。
「先鋒」はDLCのTfVによる追加機能なんだけど、これだとただ脇目も振らずに目標地点までの突破しかしないわ。自軍が突破してきた後ろのプロヴィンスには防衛用の兵力を置かないの。だから他の軍がカバーに入らないとあっという間に孤立するので注意よ。
一見不便に見える「先鋒」だけど、速攻や包囲殲滅を狙う時にはとても重宝するの。
独ソ戦をプレイする時なんかに真価を発揮するんじゃないかしら。
そんなわけでフービキ装甲集団にはルーマニア中枢部に向かって「先鋒」で突進するように命じておいたわ。
12月には軍需生産の拡大により石油が赤字になったので、ベネズエラから輸入するわよ。石油と言えばベネズエラ、ベネズエラと言えば石油よ。
早いものでもう12月よ。政治力を使い、38年度の2つの歩兵装備の研究に備えて、シュタイヤー・マンリヒャー社を研究機関に迎えたわ。これで数の多い歩兵装備研究が全て10%加速するから、これはお得ね。
やる事がないので海軍に司令官を任命。これが今の二重帝国の全海軍力よ。
全部1922年型のオンボロ艦隊だけど、無いよりはマシね。
水上艦隊と潜水艦隊というだけの雑な分類をしているわ。
空軍も弄っておくわね。
完全に主の脳内設定なんだけど、主には空軍を戦闘機300+爆撃機100の400機のグループにして、1個「航空艦隊」または「航空軍」として一まとめにして運用するという趣味があるの。必要分の機体の生産がちょうど終わっていたから、今第1航空艦隊を配備したわ。
空軍は陸軍と違い訓練は要らなくて(なぜだ)、航空基地を選んで、在庫の予備機から機種・機数を選べば、必要な人的資源が勝手に引かれてマップ上に航空部隊として配置されるの。逆に言えば機体はあっても人的が切れていたら配備は不可能という点に注意ね。
1部隊100機編成が一番効率が良いけど(稀に発生する「エース」の発生率と「エース」が齎す効果の兼ね合い)、それより多くても少なくても構わないわ。
はい、これで37年はおしまい。ICは81、陸軍は75師団ね。来年度も帝国をよろしくね!
次回(38年):
http://eiger.hatenablog.com/entry/2018/07/09/063916
HoI4/Unter dem Doppeladler/1936年
前回(導入):
http://eiger.hatenablog.com/entry/2018/07/06/162934
いよいよゲームスタート、1936年の回よ。よろしくね。あ、今回超長いわよ。
今回は帝都ウィーン、ホーフブルク(王宮)前からお送りするわ。
ここからリンクシュトラーセ(環状通り)を歩いていきながら、HoI4の内政と主の構想を解説していこうと思うわ。
…実は主のガバにより、2回にわたって合計約3時間半の作業分の文書データを吹き飛ばしているので、これは虚ろな目で3度目にカタカタ打ち込まれたものになるわ。更新遅れてごめんなさいね…。
あとスクショ上部に謎の黒い余白(黒)が出来てしまっているけど、都度編集で削るのは勘弁してと怠惰な主が言っているわ。皆も気にしないで頂戴。基本的に画像はノー編集のものをそのまま使用するわ。
まずはこの主こだわりの二重帝国専用特選BGMを楽しんでもらおうかしら。
(実はAHEの容量の約8割が音楽よ)
画面を解説していくわね。左上から右に向かって、それぞれの数字は
・政治力(法律を変えたり閣僚を雇うのに必要)
・安定度(政治力の伸びに影響)
・戦争協力度(低いと戦争で降伏しやすい)
・人的資源残量(兵隊に取れる国民の数)
・予備輸送船数(貿易や海外に展開している軍隊への補給に使っていない分の輸送船)
・IC(Industrial Capacity…民需工場+軍需工場+海軍造船所数の合計。国力。)
・指揮力(将軍の強化や強力な攻撃・守備などに使う)
・陸軍経験値(演習や戦争をすると貯まり、師団編制の変更や戦車の改造に使用)
・海軍経験値(艦船モデルの改良)
・空軍経験値(航空機モデルの改良)
よ。まあ色々あるけどその内覚えられるわ。
二重帝国の初期ICは53で、列強の中では下の方でイタリアと同数ね。お隣ドイツとソ連にはダブルスコアつけられているから、これに追いつけ追い越せという話になるわ。
…手段は問わずにね(暗黒微笑)
(グラフはジョニーさん作)
人的資源が約600k(1k=1000なので60万人)というのは多くも少なくもなし、余裕は一切無いから節約していかないといけないというレベルね。
人的資源は「徴兵法」を政治力を消費して変更することで増減出来るわ。
今は「志願兵のみ」だから、全国民のうち1.5%を「人的資源」に取れるわ。先ほどの600kというのは、最初から配置されている軍隊の分を除いた数字ね。
最高で25%まで動員出来るけど…まあ代償は高くつくでしょうね(ニッコリ)
さあ、何より大切な初期準備として、画面中央上部に出ている通知をやっつけていくわ。
「研究してねえぞ」というアラートが出てるから研究するわよ。技術を研究することで色々と強化されたり、ユニットが解禁されたりするの。
同時に研究出来る枠は現在4つ、二重帝国は最大5つよ。(アメリカやWtT民主ドイツが6枠になるのはきっとユダヤの力ね)
研究は基本である内政3点セットに加えて、陸軍ドクトリンをチョイスしたわ。
軍隊は、ドクトリンを研究し、かつ新装備を研究し軍需工場(陸・空)か海軍造船所(海)を割り当てて生産して部隊に配備することで強化されるわ。
HoIではどんなにガチガチの民主国家でも、この工場割り当ては完全にプレイヤーの自由裁量よ。
陸軍ドクトリンについて説明するわね。陸ドクには何種類もあるのだけれど、今回我が国はデフォで採用されている大規模作戦系統をそのまま進めていくわ。
大規模作戦系統は歩兵中心のやや防御寄り、拙速より巧遅という戦闘教義(ドクトリン)よ。
途中で左側の自動車化・機械化歩兵や戦車にボーナスがある強襲ルート(英仏式)と、右側の素歩兵と夜戦にボーナスがある浸透戦術ルート(日本式)に分岐するけど、帝国はそこそこICがあって戦車やトラックがある程度作れる上に、原則的にインフラの良好な欧州で戦うから左ルートに進むわ。
主の好みは機動戦系統(ドイツ式)だけど、変更には一応ペナルティがあるし、戦車を大量に使わないと意味がないドクな上に、素歩兵にボーナスがかからないので歩兵で攻勢に出ると人的資源が溶けるから、二重帝国の国力には適さないわ。
優勢火力系統(米式)は今のバージョンだと弱体化されててイマイチね。凄まじい砲兵火力で何もかも消し飛ばしていくようなドクトリンよ。
大量突撃ドクトリン(ソ中式)は論外ね。狭い範囲に大人数を押し込んで、文字通り人海戦術で薙ぎ払っていくものだけど…そんな人的資源はどこにも無いわ。
…書いてて思ったんだけどソ連ってどれ選んでも強いわね。羨ましい。
よって上記の通り、大規模作戦系統強襲ルートでいくわよ!
次は民需工場を建設に割り当てなければならないわ。
IC=民需+軍需+造船であることは既に触れたけれど、いずれの工場も航空基地などその他建築物も、作るのには民需を使うわ。なので民需の数こそ本当の国力と言えるのだけれど、かと言って軍需その他を作らなければ軍隊が強くならないわ。そこは考え物ね。
ちなみに民需の数は貿易で増減するわ。兵器の生産に必要な資源が不足すると生産効率が激減するから他国から輸入しなきゃいけないんだけど、資源8単位につき民需1を対価として相手国に貸し出さなければならないルールがあるの。輸入で借りた or 輸出で貸し出された民需もICの増減に反映されるわ。
さて、それではガンガン工業化をといきたいところなんだけどそうもいかないの。理由はこれよ。
画面左下、「経済法」が「民間経済」になっているわね?
見ての通り、この状態だと民需・軍需の建設速度に30%のペナルティがあるわ。しかも持っている民需のうち35%も「消費財」として国民の民生用に差し引かれていて、プレイヤーが建設に使える工場数は少ないわ。今のまま工業化を進めるのは非効率で、よろしくないわね。
そこで、経済法をもっと国民に厳しい有利なものに変更するまでは、インフラ整備に徹するわ。最高なのは「戦争経済」だけど変更は少し大変ね。
あっ、ちなみにHoI4は国民の不満とかそういうのはほとんど聞こえてこない楽しいゲームよ(暗黒微笑)。
インフラは最高でLv10まであって、まあ要は鉄道と道路よ。アウトバーンを作ったドイツの州がLv10になるのが一つの目安ね。主は加えて主要都市には路面電車や地下鉄があるのではないかと思ってるわ。
インフラをLv.10まで上げると、Lv.1の時よりその州での施設建築速度が2倍まで上がるわ。加えて資源産出量も増加、軍隊の移動速度上昇、円滑に補給を送れる部隊数増加、工場より低コスト、効果は永続と良いことづくめよ。割の良い投資なんじゃないかしら?
ましてや今回主はインフラ整備をマニフェストに掲げているから、早めに作らない手はないわね。
そこでまず「高地オーストリア」にLv.10まで、「ボヘミア」にLv.9までインフラを作るわ。ここウィーンのある「低地オーストリア」や「ハンガリー北部」「ドナウ川西岸」は後述のNF(National Forcus、国家方針)で70日待つだけでインフラが10になるし、ボヘミアも1上がるわ。
現状、二重帝国の工場は西部に集中しているから、まずはここのインフラを整備するわよ。今は西部の州の建築スロットは使いきっていてこれ以上工場はほぼ建てられない状況だけれど、工業系技術を取得すればスロットが解禁されるから大丈夫よ。
建築は1スロットに15民需が充てられて、例えばこれを8と7に分けて2つ並行建築といったことは出来ないわ。建築は民需さえあるなら何スロットでも同時並行出来るわよ。
ちょっと見づらいけど、これが二重帝国のインフラよ。明らかに「西高東低」の構図があるわね。
AHEデフォのインフラは、この「1912年二重帝国で、ウィーンから鉄道で何時間でどこまで行けるか視覚的に表した図」を元に設定されているわ。
一時的にこの格差は是正されるどころか拡大するわ。でも約束する。必ず10年後には今の帝国領は全て開発を行き届かせてみせる!
まずは先進的な西部の工業をより効率的に発展させ、それによって得た国力を東部の開発に充てるのよ。
リアルだとほとんどの民族から猛反対されて潰されそうな政策だけど…そこはホラ、ゲームだし?ドラスティックな政策が実行出来るってもんなのよ。
次は軍需工場を兵器生産に割り当てるわ。
20ある軍需を歩兵装備8、支援装備3、野砲1、トラック1、軽戦車2、戦闘機3、CAS(近接航空支援機=急降下爆撃機)1、輸送機1と割り振ったわ。
同様に8ある造船所は軽巡3、駆逐2、潜水2、輸送1にしたわ。
軍需生産は今後いくらでも弄るから、悪いけど詳細な割り当てはたまにしか書かないわよ。
これはHoI2民向けの注意なのだけど、4では「輸送船」(貿易・補給に使用する)「輸送艦」(陸軍を海上移動させる)は区別されてなくて同一の存在よ。
さて、兵器生産を発注したら資源不足のアラートが出たから、生産効率を保つために輸入をするわよ。
不足してるのは航空機生産用のゴムがマイナス7。貿易は8単位で行われるから、まあ割と丁度良いでしょう。
輸出してくれる国には民需を貸さないといけないから、出来るだけ無害な国を選びましょう。蘭印(オランダ領東インド)が一番良いでしょうね。はい契約。民需が1減って52になったけど、時間を進めれば貿易が始まって、資源不足アラートは消えるわ。
ここで帝国の資源事情を明らかにしましょう。
現状ではまだ帝国の軍需生産力が弱いからほとんど自給出来ているけど、将来的には金属、タングステン、ゴム、石油が圧倒的に不足するわ。これが周辺の資源マップよ。
(※AHE独自に改変されているのでバニラとは少し違う)
ポイントは
・ドイツは金属おばけ
・ルーマニアに良い油田(プロイェシュティ)がある
・ギリシャが美味しい
・アルミ(航空機生産に使用)には一生困らない
・一応二重帝国でも石油はある程度出る
・ポルトガルがタングステン(野砲と戦車と対戦車砲に使用)を大量に出す
・トルコがクロム(大型艦とジェット機と現代型戦車に必要)を大量に出す
・ゴム資源は蘭印と英領マラヤ(実質連合陣営)にほぼ独占されている
ってとこかしら。
ゴムと石油は研究の上でコストが高いけど精製所を建てれば、合成ゴムと人造石油が自国で賄えるようになるわ。ドイツとかに必須な施設だけど、帝国も将来的には連合と戦う予定だから、ゴムを自給できるように精製所を数年後から建てていく予定よ。
って、美少女にゴムゴム連呼させんじゃないわよ、このクソ主が(ゲシゲシ)
私の夢は、ハンガリー大平原(プスタ)を精製所で埋め尽くして資源の宝庫に変貌させることよ。この計画は必ずやり遂げてみせるわ。
次は徴兵・訓練ね。
HoI4で陸軍を生産する時は、師団をいくつ、どこに配備させるかをまず指定するわ。
そうしたら残ってる人的資源が兵隊に取られて、軍需で生産された装備を与えられ、一定期間の訓練を経てマップ上に配備されるわ。
行動の最小単位は「師団」だけど、何をもって1個師団とするかという編制は、陸軍経験値を使えば自由に決められるわ。2万人以上の大歩兵師団でも構わないし、1個騎兵大隊(500人くらい)を師団と呼んでも構わないのよ。
徴兵キューには歩兵師団×6、沿岸防衛用の二線級師団ホンヴェード×2、軽装甲師団×1、自動車化師団×1を入れたわ。特に指定しない限り、この徴兵は人的資源が尽きるまで無制限で行われるから注意してね。
通常の歩兵師団とアイコンが同じで分かりづらいから適当なものに変更したけど、二重帝国には外征用の「共通軍」とオーストリア国内軍「ラントヴェーア」とハンガリー国内軍「ホンヴェード」の3つの陸軍が併存するの。
1867年のアウスグライヒで(形式上)晴れて独立したハンガリーはオーストリアと無関係な純ハンガリーの軍隊を持つことを強く主張したの。軍隊の統一性を維持したい皇帝兼国王フランツ・ヨーゼフ1世は抵抗したけど、どうしてもハンガリー側が折れないので渋々国内の治安維持用にホンヴェードの設立を認めたわ。
そうして仕方ないからオーストリア側もバランスを取るために、不要だったのにラントヴェーアを創設する羽目になったのよ。
ちなみにこういう事情が書いてあった論文
CiNii 論文 - ハプスブルク帝国における二重制の形成と軍制再編--1868年の兵役法制定
を大学3年の時にゼミで読まされて、このグダグダっぷりが性癖に刺さったことから主は二重帝国に目覚めたのよ。その後ハンガリーのトカイワインやチェコのピルスナー・ウルケル…ふふ、私のことね。を飲んで感動し、実際に卒業旅行で中欧に行ったり、東京の海外料理レストランに行ったり、このAHEのアドバイザーを担当させて貰ったりすることなどで、主はオタクとしてのアイデンティティを得たわ。今主がどうにか生きていられるのはそれがあるからね。
さ、下らない主語りはこの辺で切り上げて…。
初期準備の最後はお待ちかねのNFね。
選択して、基本的に70日単位で毎日政治力を1使うことで、様々な強力な効果を発生させられるわ。敢えて取らないことで政治力を貯める技もあるけど、二重帝国のNFは超強力だから取らないと損だわ。内政、陸海空軍、外交など様々なNFがあるわね。
初手で取るのは、この「アウスグライヒ法の見直し」ね。いきなり例外で申し訳ないのだけど、これは取得に210日、通常の3倍かかる長期NFよ。
それでもなぜこれを今取るのかというと、帝国についているこのクソ 国民精神「アウスグライヒ」を一刻も早く解除するためよ。
これは二重帝国のオーストリア側(ツィスライタニエン)とハンガリー側(トランスライタニエン)との、自分の側が少しでも有利になろうとするための駆け引きで国政に支障が出まくってたのを再現したものよ。1日で政治力は2発生するけど、1はNFに使うから出るのは実質1よ。それが0.5に半減するという強烈なペナルティなの。
このNFを取り終えれば1937年アウスグライヒ交渉は双方丸く収まり、円滑に政治が進むという仕組みね。
政治力は様々な用途に使う大切なものだから、可及的速やかになんとかしないといけないわ。
あっ、オペラ座が見えてきたわね。
ちょっとここでオペラ座の裏に回ると…
カフェ・ザッハーがあるわ!
ザッハーと言えば「オリジナル」ザッハトルテ!ウィーンと言えばザッハトルテ!
ちょうど空いてるみたいだし、食べていきましょう!
Grüß Gott. Ein Person.
(こんにちはー1人でーす。)
さて注文は…(メニューペラペラ)
Herr Ober! Ich hätte gerne eine Sacher mit Schlag und eine Melange,bitte.
(店員さーん!ザッハトルテ生クリーム付き1つとカフェオレ1杯くださいな。)
さて、届くまで二重帝国のおおまかな戦略を説明するわ。
ナチスドイツのなりふり構わない軍拡はいずれ財政的自滅を迎えるから、それを回避するには外国から資金を強奪して国債の返済に充てるしかないわ。ドイツが我慢の限界を迎えるのは39年の9月頃、相手はイキリ全方位狂犬外交中小国ポーランドと見るのが妥当だと主は言っているわ。(神特有の正確な予言)
そうして世界の注意をドイツに向けたところで、帝国はバルカン半島およびトルコを制圧。資源と工業力を押さえると共に、これらの国々が他の列強に食われる前に先制で確保するわ。
その後はナチとアカはどうせ戦争になるから、タイミングよくドイツを脇腹から刺して、美味しいところを全部頂いていくわ。
え?こんな所で話して大丈夫な内容かって?
大丈夫よ、微妙な時間に来たからか今周りに他のお客さんいないから。
帝国領ズデーテンラント北側の国境からドイツ首都ベルリンまでは僅か300km程度。ザルツブルクやインスブルックから大都市ミュンヘンも目の前よ。すなわち、帝国はドイツに一撃で致命傷を負わせられる立地にあるの。
この戦略的優位を活かさない手はありえないわ。
その後は返す刀でドイツとの戦いで疲弊したソ連を叩き、ロシアを手に入れ陸軍力で無敵の存在となるわ。
そして最後に連合とやり合うの。これで中欧帝国が完成させられるでしょうね。こういう戦略でいくわ。
…あっ、トルテ来た来た。
ザッハトルテとは、要は杏ジャム入りのチョコケーキよ。そのままだと超甘いけど、添えられた甘くない生クリームと食べると実に美味しくなるのよ。
ぱくっ、もぐもぐ…
ん〜やっぱり美味しい!
え?カロリー?血糖値?大丈夫よ妖精さんだから(もぐもぐ)
それにしても思うのよね。私はビールの精だからお酒はザルなんだけど。あ、流石にウォッカやシュナップスとかキツい酒をガブガブ飲んだら酔うわよ?(水ごくり)
それでも10ショットくらいまでなら楽勝なんだけど、単に喉が焼ける感覚が嫌いであんまり飲まないわねー。(もぐもぐ)
それで、経験上、まず先に「お酒好きです」って人は大抵甘い物も好きなのに、逆に「甘い物が好きです」って先に言う人はあんまり飲めないことが多いのよね。なんでかしら。(メランジェごくり)
じゃー食べ終わったし、お店出ましょうか。
Zahlen bitte. Stimmt so.
(お会計お願いしまーす。お釣りはチップってことでいいです)
さて、リンクシュトラーセに戻ろうかしら。(てくてく)
え?オペラはいいのかって?私興味ないのよね…お酒と食べ物と戦争しか興味無くて…。
ゲッサー(※オーストリアの看板ビール)やオッタクリンガー(※ウィーンの地ビール)からはよく馬鹿にされるわ。だから正直ウィーンはそこまで私にとって居心地良くないのよね…。嫌いでは全くないんだけれど。
いよいよ時間を進められるわ。こっからはサクサク行けるわよ!
時間は最速の5速にセット!基本的にはこのままで、必要な時は一時停止よ。
さて5日経ったけど、ICが61に増えたわね。
輸出によって9民需工場が貸し与えられているわ。ふふっ、美味しい!建設が捗るわ~。
4月4日、研究が2%加速する「電子機械工学」が完成。そのまま次の「機械式計算機」に進むわよ。
この時点で二重帝国は国民精神「ウィーン学団」で2%+貿易法「輸出重視」で5%+技術「電子機械工学」で2%の研究ブーストを得られているわ。これはなかなかの研究力よ。今後どんどん加速させていくわよ!
5月11日、歩兵の徴兵第一陣の配備が終わったから、これを機に軍機構を整理したわ。
まず、「師団」をまとめて「軍」を作り、「軍」をまとめて「軍集団」を作るの。
軍の司令官は「将軍」、軍集団の司令官は「元帥」が勤めるわ。
軍は原則24個師団まで1人の将軍がペナルティなく指揮出来て、同様に軍集団は5個軍まで1人の元帥が指揮出来るわ。
そこで、まず初期配置の2個山岳歩兵師団と22個歩兵師団をまとめて、山岳戦が得意なベーメ将軍に第1軍として預けたわ。この軍には戦闘で有利になるよう練度を上げるためと陸軍経験値を得るため「演習」を命じたわ。
1個軽装甲師団はフォン・フービキ将軍に任せるわ。今後完成した軽装甲師団と自動車化師団は全てこの軍に入れ、フービキ装甲集団として集中運用するわよ。(抜けきらない主の脳内電撃戦ドクトリン)
余った新規の3個歩兵師団は第2軍としてフレプス将軍に任せるわ。今後徴兵した正規歩兵師団は24個師団になるまでここに入れるわよ。
ここまでが実戦部隊の「第1軍集団」で、指揮は将軍から昇進させたデ・アンゲリス元帥に任せるわ。指揮力の余りで特性「攻勢ドクトリン」を付与しておくわね。
残りは後方勤務の「第2軍集団」で、ハンガリー宮中伯家のヨーゼフ・アウグスト大公にお願いするわ。占領地警備用に騎兵軍と、沿岸防衛用のホンヴェードの軍が所属するわ。
この編成が今回のプレイを通じて帝国軍の基本骨子になるでしょう。
ちなみに、AHE作りで主が個人的に一番大変だったのはこの指揮官探しよ。
史実でドイツ国防軍、武装SS、ハンガリー軍、ルーマニア軍、ユーゴスラヴィア軍、イタリア軍、ポーランド軍、チェコスロヴァキア軍、最後2つはそこから英米仏に亡命政府軍として移籍した人、あるいは引退した人から使えそうな人を根こそぎ集めてきては能力を査定したのよ…。でもその甲斐あって充実した指揮官の面子になっているわね!
5月11日、エチオピア無事死亡。
ちょうど同日「基本型工作機械」研究が完了。工業の「分散工業」ルートに進むわ。
集中工業か分散工業か選べるのだけど…
違いは要するに頻繁に生産するものを変更・更新するなら分散が有利で、そうでないなら集中が有利よ。以前は集中一択だったんだけど、こないだ分散にバフ(強化)が入ったからね…。実は主も分散工業プレイはぶっつけ本番だから、かなり緊張してるわ。テストプレイは集中でやってたの。
6月25日、スペイン内戦が始まったわ。ファシストもアカも両方くたばって、どうぞ。
最初に発注したインフラ建設が終わったので、次に「モラヴィア」と「ズデーテンラント」のインフラを強化よ。ズデーテンラントはNFで1上がるから、Lv.9までに留めるわ。
7月29日、NFがようやく完了。
政治力が一気に増えたので、150使って政治力ボーナス+15%のミラン・ホジャを閣僚に迎え入れたわ。こういう永続ボーナスは早めに取っておくに限るのよ。これからは日に+1.35政治力が入るようになるわ!
次は軍需工場建設速度+20%が欲しいから「防衛重視」を取るわよ。(専守防衛に徹するとは言っていない)
そしてまた政治力が150になったので、10月1日に経済法を「部分動員」に変更よ。
これでペナルティは無くなったわ!
陸ドク研究はそのまま次のへ進むわよ。
10月7日、NF「防衛重視」が取れたわ。
これからはこの産業ツリーを追加の研究枠を取るように進めていくわね。
ズデーテンラントにインフラ作りながら同時に軍需工場を建てるわ。
11月19日、「分散工業Ⅰ」が研究し終わったので西部工業地帯に建築スロットが増えたわ!
さあインフラが高い州から順番にガンガン工業化していくわよ!
常に1スロット(15民需)は民需建設に充て、残りで軍需を建てていくわ。
海軍?陸・空軍が優先よ!
何と言ってもあの独ソとやり合うのだし、基本的に地続きの所でしか戦わないのだし、陸軍が最優先よ。
空軍はその次に、戦闘機メインで作るわ。
海軍なんてたまに研究してやる程度で良いのだわ。トルコ・ギリシャ海軍とはやり合うけど、腐っても戦艦4隻を要する帝国海軍なら楽勝よ。
ちなみに研究は歩兵装備と野戦砲を入れておいたわ。
ドイツから防共協定のお誘いね。一応形だけ受けておくわ。(ソ連より先にドイツ倒すんだけどね…)
1936年12月31日24時、これで今年は終了ね。
IC67、陸軍46個師団。まあ凡庸な滑り出しなんじゃないかしら…。
今年は長期的な投資としてインフラ整備をしたから、来年以降が楽しみね!
ふーっ、やれやれ。随分歩いてきたわ。共通陸軍省の建物が見えてきたわね。私と同じ格好した本物の軍人さんたちが出入りしているのが見えるわ。ご苦労様ね。
さて、多分今年のが一番真面目で詳細なプレイレポになると思うわ。来年からしばらく内政しかないし、暇なのよね。
それじゃあ来年また会いましょう!
Wiederschauen!
(オーストリア方言で「さようなら」)
次回(37年):